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感覚派の自転車日記

ツールド沖縄、ジャパンカップ、乗鞍ヒルクライム制覇への道、完

ツールド沖縄

2016-11-14 21:46:19 | レース
結果は8位。

身体が気温に対応できなかったのが一番の誤算でした。


ざっくりとレースレポートを書いておこう。

7時47分スタート。
いつも通り慌てず焦らずマイペースでポジション関係なく落車にだけ気を付けて走る。
落車は何度かあったけど止まって自転車降りたのは1度だけで被害はなかった。

60km過ぎたあたりで大丈夫だと思っていた膝の痛みが少し出てきて焦る。
いつもなら1回目の普久川ダムでスルスルと簡単に上がって行けるから
登り始めのポジションは気にしてないけど
今回は直感的にまずいと感じて40番ぐらいまでポジションを上げて登り始める。


登りのペースは遅く呼吸も脚も余裕はかなりあるが膝が微妙に痛くてギリギリな感じでツライ。
しかもなぜかふくらはぎが攣りそうな感じ?!

こんな序盤で攣りそうになる原因は水分不足。これしかない。
ここまでで持っていた1.2リットル全てを飲みきっていたので補給所まで我慢走。


補給所では3本ボトルを受け取ってがぶ飲み。2.5本飲んだところでようやく攣りが解消されホッとした。
2回目の普久川ダムの10km手前でまたボトルは空っぽになり2回目のダムも攣りかけながら登る。
ただ2回目のダムからは膝の痛みが無くなったのでラッキーだった。


無駄に汗をかかないように補給所を目指して走るが
登り切る直前からペースが上がり状況的にピンチ。
そのままハイペースで下り補給所へ。


何とか3本受け取りまたがぶ飲みで回復したかったけどそんなマッタリとする時間はない。
2回とも登りのペースが遅かったので残ってる人数3は0~40人ぐらいいたかな?

そしていつも6人ぐらいまで絞られる高江の登りへ。
ここでやはり高岡さんが仕掛けてくるがいつもより控え目な感じ。
ペースは楽だが半分攣ってる状態で登り続けるのがきつかった。
1.2リットルぐらい飲めば攣りは解消されるのに…。
このペースアップで人数は20人弱ぐらい?


その後はアタックの応酬で水分補給どころか逆に汗で水分が大量に出ていってしまう。
ずっと攣っているような痛みの中、耐えながら水分を取っていく。
ここで15人弱?


150km地点を越えたあたりで多少攣りが回復してきた。
もう少し回復させたいなと思っていると武井さんの鋭いアタックが炸裂。
数秒遅れで高岡さんが追走したがそれを追う人は誰もいない…。


これは決まると思ったが即反応すると一発で攣る可能性があったのでジワジワとトルクを掛けて
ペースアップをするしかなく高岡さんを数秒遅れで追う展開。

ペースアップして20秒後ぐらいに後ろを見たら1列棒状で繋がっている!!
高岡さんとの距離は変わらずキープ出来ていたのでローテをうまく回せば追いつけるだろうと思っていたが
意思疎通が出来ずローテはするもののペースダウン。

そして前二人と14秒、17秒、と差が開いていき40秒となった辺りで一旦情報が途切れる。

暫くすると武井さんが落ちてくる。


そして170km地点の最後の補給所。ここは補給距離が短くて2本受け取るのがやっとだった。
先頭で補給所に入って補給を受けて後ろを見ると15mぐらい離れてしまっている。

待つか一人で前を追うか迷ったけど待ってる時間はない!!と思ったので一人で追う事に。
水分を補給し攣りは何とか治まっているので出来る限り差を詰めるべく頑張る。

高岡さんも独走を始めてから疲労も出てくるだろうしタイム差が変わらないぐらいで走れたら
もしかするかも。と甘い考えもあったが一人追走になった直後に聞いたタイム差は1分40秒。

残り40kmで1分40秒差。あの走りを見てたら絶望的だけどダメもとでやるだけのことはやる!!


残り30kmぐらい辺りかな?で2分13秒。ここで気持ちが切れてしまった。
自分のギリギリのペースで追ってさらにこれだけ離されてしまっては追いつけないと。
そして185km地点で全て水がなくなり完全に脚を攣ってしまいペースダウン。

後ろとの差を聞いてみると20秒との事なので待って合流。
後続メンバーは自分を入れて6人に。

もう脚を回復する水もないし現状攣っている状態なのでツキイチが精一杯。

羽地まで引っ張ってもらって羽地に入った途端に再度完全に脚攣りで集団を見送り。


止まろうかと思うほど失速したけど止まっても状況は何も変わらないし
再出発できなくなりそうな気がしたので我慢しペダルをゆっくり回し続け何とか1分ほどで
徐々に回復。


5人の集団は視界から消えた。

あとは一人でゴールを目指すもジャスコ坂で右端から井上さんに交わされたのを確認。

もしかしたら前の集団に追いつくかもと思ったけど、付いていこう!って気力が起きなかったのでスルー。

ゴールして井上さんが2位になったと聞いて驚いた。

最後まであきらめない気持ちって大切だなー。




今回の沖縄は序盤から脚攣りとの戦いでした。
1回目のダムで今回は全く付いていけないかもって思っていたし
そんな中でこんな状態でもゴール出来た事は自分でも驚いてる反面
環境(温度変化)への対応力がかなり落ちてる事にショックを受けてたりもする。


少しの間ゆっくり過ごそう。
コメント
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