「残すは今日一日のみ。がんばるぞ、私は負けない」
小池百合子は選挙運動最後の一日となった30日の朝、こう誓うのだった。
「東京を世界の光り輝く東京にするのだ」
小池は選挙運動ではこの事を口にしなかったが、
心の底ではこう思っていた。
「東京の灯を消さない」
この事も。
小池百合子は心の底である危惧を抱いていた。
「知事になると東京を壊しそうな候補者がいる。こんな人を知事にするわけにはいかない」
他の候補に底に潜んでいる危険性を感じている。
「東京都民を悲しませてはいけない」
そして、
「世界の憧れ楽しい夢の東京」
これを目指す事を小池百合子は誓うのだった。