まだ先が読めない1Leg。まだまだここから。合成はスタートダッシュに成功!
12/13ファイナル
<比較参考2013>
(感想を順位順に)
JT:
昨シーズンはリーグ最終順位6位、1Leg全敗とスタートから苦しんだが、今シーズンは6勝1敗で首位に立った。今シーズンより就任したヴコヴィッチ監督や、サントリーより移籍した越川選手加入による影響は大きいか?フルセットとなった4試合すべて勝利しているが、スト勝ちはまだ無い。
OPのバックアタック使用率はTOPの21.6%と、他チームにバックアタック使用率では大差をつけている。また、その代わり(?)MB使用率は11.6%と目立って低かった。
スタメンセッターは今まであまりスタメンで起用されてこなかった長身セッター井上(俊)となっている。井上(俊)選手はツー、ブロックやサーブと持ち味を今後も発揮出来るか?全日本にも招集された深津(旭)選手の今後スタメン起用される機会はあるのか?WSは八子-越川で固定(1/19に八子選手がリベロ登録だったのが気がかり。今後にも影響はあるのか?)。リベロは酒井選手で固定。
合成:
今シーズンも5勝2敗とスタートダッシュに成功!しかし昨シーズンにも1Legは5勝2敗だったものの、2Legは1勝6敗と苦しんだ苦い経験があるので(最終順位は5位)、FANは安心出来ません!今シーズンよりクリスティアンソン監督が就任。通訳をあまり介さない方針の様で、各選手の英語力etc…が気になる(笑)。
今シーズン目を引くのがWS使用率の高さで、50%超えの51.6%。中でも高松選手の使用率32.3%はリーグTOPでその活躍も目立つ。守備では古賀(幸)選手がサーブレシーブ成功率TOPの81.0%おめでとう!チームもサーブレシーブ成功率はTOPの67.9%!
スタメンセッターは今年も内山選手。WSは高松-白岩でほぼ固定されたが、白岩選手も安定しており、チームの若返りも無事進んでいる様子でホッとした。MBは最初の2試合は近-山近だったが、天皇杯を挟み表裏逆に。今シーズンのリベロ登録は古賀(幸)選手と佐々木選手のことが多く、古賀(太)選手は守備固めで起用されている。OPは頼りになるレオ、怪我にはくれぐれも気をつけて欲しい。
堺:
昨シーズン優勝の堺は、今シーズンも昨シーズンMVPのペピチ選手が助っ人さんで、セット当たりのアタック決定本数は5.64本とリーグTOP。内定選手には注目の出耒田選手がおり、今後どんな活躍を見せるのか注目される。
例年MB使用率が高い印象の堺だが、今シーズンも安定のTOPで20.0%。これは今村(駿)選手の組み立てなのか、チームの方針なのか何なのか分かりませんが、私的にはMB使用率の高い試合は見ていて楽しい。ただ、堺のサーブレシーブ成功率は最下位の55.0%で、WSのレシーブ成功率は51.5%となっている。MB使用率とサーブレシーブ成功率は比例しないのかな?
スタメンセッターは今村(駿)選手。WSは千々木選手の体調が万全でないためか、開幕から5戦伊藤(康)-石島となった。昨シーズンは28試合中24試合が千々木-石島スタートで、今後千々木選手の調子が戻った後の伊藤(康)選手とのスタメン争いにも注目。リベロは井上(裕)選手で固定。
パナ:
宇佐美選手や山本(隆)選手が引退し、どんなチームになるのか気になるパナ。助っ人さんにはアテネオリンピック金メダリストのダンチ選手を獲得。スト勝ちは3試合と1番多い。
OPが助っ人さんでは無く清水選手であることもあり、WS使用率が高くOP使用率が低いのは例年通り。MB使用率は例年よりも低め(12.6%)な印象。ダンチ選手加入により福澤選手に頼ることがもう少し減るかと思ったが、実際にはそうでもなく30%は福澤選手にボールが集まっていた。パナはアタック決定率(48.7%)、バックアタック決定率(56.3%)ともにリーグTOPで、特にバックアタック決定率は頭一つ抜けている。スパイクミスは1番少なく、被ブロックも2番目に少ない。
私的一番の注目はスタメンセッター争いだったが、5戦が深津(英)選手で2戦が大竹選手先発となった(チームのリズムが悪い時にはセッター交代も大切だと思うので、大竹選手の膝の調子が気になる。今後に影響はあるのか?)。WSは福澤-ダンテで固定(12/8のみ表裏逆)。MBは白澤-山添中心に。リベロは永野選手で固定。
東レ:
開幕2戦のスタメンセッターが王選手で驚かされた。また、梅野選手、黒木選手、渡辺選手など若手をスタメン起用する試合も多く、育成にも力を入れ世代交代を図ろうとしている感じを受ける。
ボヨビッチ選手は東レ6年目とすっかりチームに馴染んでいるが、膝の調子が万全では無い様子で試合中交代する場面も。そのためか、昨シーズンもOP使用率が低めでWS使用率が高めの傾向はあったが今シーズンはそれが顕著となり、WS使用率は52.9%と2番目に高く、OP使用率は29.1%と1番低かった。OPのバックアタックが減る影響もあるのか、WSのバックアタック使用率はTOPの11.4%。ここ何シーズンかを振り返っても東レのWSのバックアタック使用率TOPはレア。東レのブロック決定本数はTOPの3.06本。富松選手は0.97本でTOP。
スタメンセッターは梅野選手が3試合、近藤選手と王選手が2試合ずつ。ツーは1番多い2.35%で、SのブロックもTOP。WSは米山(裕)選手の対角はまだ固定されていないため、今後にも注目。MBは富松-黒木でほぼ固定。リベロは渡辺選手が5試合スタメン。
サント:
昨シーズンはレギュラーラウンドを24勝4敗と圧倒的な強さを見せていたサントリーだが、今シーズンは2勝5敗と苦戦している。助っ人さんには北京オリンピック金メダリストのスタンリー選手を獲得し、その活躍が期待されていたが、残念ながら今のところまだ期待通りの活躍とはいえない。怪我人多数という苦しいチーム事情があるとはいえ、入替戦も人ごとではない6位にはハラハラさせられる💦みんなこれ以上怪我をしない様願っています。越川選手の移籍は大きかったかも?
パオロ監督もアタック決定率の低さを挙げていたが、WS陣のアタック決定率の低さ(K:37.6%、K’:33.3%)が目立つ。ブロック本数ではWS陣の少なさも気になるが、MB陣はイメージよりも多かった。
スタメンセッターは岡本(祥)選手が4試合、阿部(裕)選手が3試合とほぼ半々。チームの成績が振るわないのもあってか、WSとMBは色々な組合せを試す。また、12月には天皇杯での米山(達)選手と松崎選手の怪我によるベンチアウトもあり、内定鶴田選手がWSとしての出場もあり驚かされた。OPはスタンリー不調時には栗山選手と椿山選手のどちらが今後起用されるのか注目。リベロは佐別當選手で固定。
FC東京:
今シーズンは前田(和)選手がMBではなくセッター対角として出場しており、私的にはこの方がやはり落ち着く。ちなみに私が使用率を計算するときには、OPをサーブレシーブしない選手としてカウントしたいので、FC東京のWS・OPは計算を省略。FC東京FANの方にはゴメンなさい💦他チーム同様OPに助っ人さんを入れればもっと楽に勝てるのではないかと思うこともあるが、ある意味貴重なチーム。私的に好きな選手も増えているが、ここ何年も1番のライバルチーム認定。
スタメンセッターは高橋(駿)選手で、山岡選手を起用しないのが謎。昨シーズンも1Legは高橋(駿)選手スタメンが多かったが、2Legは山岡選手スタメンが増えたので、今シーズンも2Legは山岡選手の出番も増えるのか?MB陣は昨シーズンからメンバーも変更しており新しい対角をためしているが、1番多かったのは山本(雄)-衛藤。ブロック本数の割合でMBが33.3%と低めなのは計算間違い?リベロは三好から移籍した橘選手で固定。
ジェイテクト:
今シーズンからV・プレミアリーグに初参戦。高橋(和)選手加入で好きなチームになると良いなと練習見学に行ってからひいき中。当初助っ人さんはエルナンデス選手の予定だったが、サンチェス選手に変更。現在2名ともチームに帯同しているが、今シーズンリーグに出場出来るのはサンチェス選手のみ。エルナンデス選手の方が当たり助っ人さん疑惑は濃厚だが、サンチェス選手の調子が上がるよう願うばかり。1/12にFC東京からプレミア初勝利を上げた!入替戦回避切望。
MB使用率は2番目に高い19.3%。ジェイテクトがチームの強みと自負するサーブでは効果率14.5%でTOP!サーブ効果率TOP15に清野選手、高橋(和)選手、袴谷選手、高橋(慎)選手の4名がランクイン!チームのミスがやや目立つのが気になる。
スタメンセッターはベテラン高橋(慎)選手。WSは12月には高橋(和)-松原、1月には浅野-高橋(和)などを試す。松原選手も浅野選手も良い選手ですね。MBは金丸-袴谷で固定。袴谷選手は今シーズンからMBに転向とのことでまだまだ伸びしろアリ?OPはサンチェス不調時に度々清野選手が起用され、活躍する場面も多く見られた。今後のOP起用はどうなる?リベロは興梠選手で固定。