もうすでにプレーオフが始まっている。8チームが一気に闘い、そしてすぐにリーグチャンピオンシップシリーズに出場する。最初のプレーオフが3勝でその次が4勝、そしてワールドシリーズも4勝。そのまま負け無しで勝ち上がったとしても11試合闘わなくてはならない。私が特に感動したワールドシリーズが、92年、93年、95年、96年、00年のシリーズであった。古いといったら古いが、本当に当時はもの凄く興奮したものだ。特に感動したのが、93年のブルージェイズ対フィリーズの試合で、9回裏、ブルージェイズ攻撃でランナー1,2塁の場面で、バッターボックス、ジョーカーターを迎えた。フィリーズのピッチャーはミッチウイリアムス。ワイルドシングというニックネームで、長年フィリーズの守護神として活躍していた。もうダメかぁと思った瞬間、逆転サヨナラホームランでブルージェイズが劇的な勝利を収めた。ジョーカーターだが、後にこの功績を称えられ、出身地であるシカゴにカーターストリートという道がつくられた。その次に感動したのが、96年であった。ヤンキース対ブレーブス。1戦、2戦ともブレーブスが圧勝し、4試合で終わるかと思われたワールドシリーズだが、ヤンキースがその後4連勝し、逆転優勝を果たした。第3戦で、当時ヤンキースでプレーしたばかりのペティーとと、ブレーブスで96年のシーズン24勝をあげたスモルツが投げ合った。両者譲らずで延長戦にもつれ込んだが、ヤンキースが劇的な勝利を収めた。
感動的である。余談であるが、ワールドシリーズヒストリーを見たが、情報が間違いだらけだった。管理体制が危ぶまれる。