そのミュンスタープラッツに、ナチスへの抵抗運動の象徴ともいえる"白バラ"の記念碑があった。
かなり地味!


4月に来たときは、マルクトが開かれていたので、見落としていた。
ミュンスタープラッツ33は、ショル家が住んでいたアパートがある。
その前に、この銘板が立っている。
市庁舎広場ロートハウスプラッツには、ショル&ゾフィープラッツの銘板がある。
これもかなり地味。

大体、ドイツの記念碑は、どこでもいずれでも、地味。
目的意識がなければ、見つけられない、と言っても過言ではない!
否、視点が明確だと見つけられること必至。見ようとする人間の視点の問題に過ぎない。
確実に、歴史に"あったこと"を、知ることができる。
まったく、ないことにしている日本とは根本理念の差違を感じる。
ロートハウス。

今は、レストランというかビアケラー。
Ulmは、ショル兄妹の故郷。
ぶらぶら、歩いてオルガー通りに住んでいたときの家なども訪ねる。
建物は居住する人がいて、外観のみ見てきた。

写真奥に見えているのはSt. Georgs Chorknaben Ulmvu教会。写真右手前、角の家。
この家の前のオルガーストラートは、第3帝国時代は、アドルフ・ヒトラー通りという名前にされてしまった。
ホテルへ戻る道へ通じる道。門をくぐる。

門から振り返ると、正面の突き当たりにロートハウスがみえる。

門をくぐると、こんな立派な堤防がある。

堤防は、二重構造。堤防と堤防の間には樹木が生い茂り、家屋のそばに、いかにも古そうな煉瓦を積んだ堤防が。

昔から、水害に備えていたことが、わかりますねー。
堤防のむこうにドナウ川。

歩行者用と、サイクリング用の道が別々にある。
夕涼みをする人たち。


ドナウ川の水は、冷たくて気持ち良い!

私のすぐそばまで雀がやってきた!!

さすが、雀の街、Ulm!!
ドナウ川。

どこで眺めたドナウよりも、一番、水がきれいで美しい。
まさに『美しき青きドナウ』。
晩ご飯は、ホテルの隣のレストランで。

「ドナウ川の魚料理が良いなぁ」というと、オススメはこれだという。
マス半身のソテー。
でかっ!(私の肘から親指ぐらいまではあった!)
なんだか、残してもいいんだけど、貧乏性が発動して必死で食べた。