映画『his』 ちょっと泣けた。 「どこかで、自分たちが一番、弱いと思っていたんです」というゲイの主人公の一人が言ったこ言葉、この言葉にははっとさせられた。 LGBTQについて、映画にせよ文学にせよ、本当に難しい。製作側にとって、ロマンティックストーリーにするか、当人や社会のどこに問題が潜んでいるのか、それを内包しつつ描写するか、紙一重だし、観る側にとっても、それは同じだと思える。