ケセランパサラン読書記 ー私の本棚ー

◇ ついつい加筆(^_^;) 見てしまいました!『First Love 初恋』特別映像「初恋」ロング版 - Netflix



『First Love 初恋』特別映像「初恋」ロング版 - Netflix

風景や色使いなど、凝ったドラマでした。

背景に起きる東日本の大災害とか、イラクやシリア派兵PKOとか、コロナも、それらの時代性の描写もよかった。
脇役の、お姑さん、女子と男子の大学生など、ちょっとイメージが古すぎるステレオタイプだったけれど、佐藤健とその若い時の役の人(名前、わからん! すごく演技、うまかったけど)の自衛隊訓練や飛行シーンのリアル感、これは演技、大変だったろうと思った。
あれは、本当の自衛隊で自衛官協力の撮影だったのかしらん?

それにしても、満島ひかり、よかった〜〜。
最後の場面のアイスランドでのシーンも、すごく、よかったなぁ。

ところで、満島ひかりが、医師と結婚している最中の衣装は、ほぼ白で、学生の時も、独身時代も、離婚してからも、ずっと青が基調。(息子の綴も衣装は極端なほど青でしたね。)

満島ひかりがアイスランドに行った途端、衣装が赤と青のサーミ的な色調になるんですよね。
赤は、もろ、晴道一家のイメージカラーでしたよね。

それにしても、レイキャビック、行ってみたいなぁ。

それと、宇多田ヒカルの歌や、BGMに流れた曲が、どれもよかった。

ところで、札幌や旭川など、馴染みのある風景や場所が、沢山、出て来ました。
旭川のロータリーだったり、札幌のテレビ塔が、大きなガラス窓から見えるビルや、アイスクリームを食べてるシーンの橋、あれ幌平橋だし、大通りの地下鉄バスセンター駅だったり、道庁前の赤レンガプラザなどなど、ほぼ私の日常の生活圏の風景でした。

中島公園の天文台は、台湾や韓国からの観光客で、大賑わいだそうです。
ふだんは、とてもひっそりとしている場所で、ウチから徒歩圏内なので、よく夫とウォーキングに行く場所でもあります。

さらに、天文台のあと、コーンスープの自販機、恒美と出会う場所、ススキノへ向かう道への、地下鉄中島公園駅のそば。
ここも、バスの乗り降りをする、いわば生活圏エリア(^_^;)

でもなぁ、道東女満別在住の中学生が、札幌の聖心女子学園校門前あたりに、佇むってことは、まぁ、あり得ない距離ですよね。
ここは、無理があるなぁと思いましたよ。

北海道は、本州の人が想像するよりも、相当、広大です。
東京駅から横浜駅や市川駅へ行くのとは訳が違います。
通常JRで女満別駅から札幌駅まで6時間ですから。


<追記>
小樽とか、中高校生時代へのフィードバックとか、雪のシーンが多いせいか、岩井俊二の『Love Letter』を想起してしまった。
あの『Love Letter』の小樽の家も、洋の要素が漂う独特の雰囲気がある家だったけれど、この『First Love 初恋』の女満別の家も、『Love Letter』の小樽の家の空気感ビシバシの家屋でしたね。

正直、酒井美紀と中山美穂が、ちらついてしまいました。

<追記2>
中学生の晴道が、よそのクラスに殴り込むシーン、その教室の片隅に湯気が上がる蒸発皿がのっかった石炭ストーブがあって、このシーンは、ウケた。
私が中学生の時は、あのシーンと同じ、あの石炭ストーブでしたよ。
高校では、セントラルヒーティングに、なりましたが。(^_^)v

<追記3>
佐藤健って、不条理感が漂う役が、似合う。
NHKの大河だったか、人斬り以蔵の役が、とってもよかった。
人斬り以蔵では、長瀬も、よかったなぁ。
あ、そうそう、『白線流し』の長瀬もよかった。

<追記4>
中尾明慶と美波、この二人、やっぱりいいですね〜。
二人とも、この世代では、突出した名バイプレイヤーではありませんか。
それに、小泉今日子、もう、抜群でした。
小泉今日子ならではの空気感でした。




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