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若鮎の

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私と家庭料理の関係は如何に?

2022-06-09 05:28:58 | 日記
ものぐさ人間の私から致しますれば、料理研究家の土井善晴さんが提唱されている「一汁一菜でよいという提案」の呼びかけにとても励まされております。
最近チラホラ60歳を越えましたから、家庭料理を卒業しました!
と宣言される方も、チラホラいらっしゃいますよね(^^♪

流石に私はそれ程潔くはございませんが、今までよりチョコチョコ冷凍食品の利用やデパ地下のお惣菜が食卓に並ぶことが多くなるのに、あまり罪悪感を持たなくなっている様な気がしております。

今から30年位前になるのでしょうか、いつも着物姿に白い割烹着と言うスタイルで料理番組にご出演されていた、料理研究家の先生がいらっしゃいました。

その先生がお話されていて、印象に残っていたことがあります。

今まではどんなに嫌なことがあっても、無心でトントン大根を刻んでいると自然と気分が晴れ、明るく前向きな気持ちになっていたのだけれども、60歳を過ぎた頃から60歳を過ぎた頃から台所に立つのが億劫な気分になるのが多くなった。

いろいろ試行錯誤した結果、思い切って調理道具や器を3分の1位残してあとは処分することにしました。
料理の先生だから、何でも手作りでとの考えに囚われること無く
手の込んだ料理は外で食べるようにして、冷凍食品も今より頻繁に活用しようと、価値観の大変革を決心した。

すると不思議なことに、手の込んだ料理をありあわせの調理道具の中で
自分なりの工夫をして作る機会が増えた。
そんな風にお話されていました。

そのお話が私の記憶の奥深い処に眠っていたのだろうと思います。
ですから土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」の呼びかけに強く反応したのかも知れません。

此れからは私なりの基本「一汁一菜」主義を模索しながら、肩ひじ張らない調理生活を追求しようかと思っております。


昨日の「Gooランキング」に「好きな朝ドラランキング」にて「おかえりモネ」が堂々の第一位でございました。

3位 「カムカムエブリバディ」
2位 「スカーレット」
1位 「おかえりモネ」となっております。

パット見ますと「おかえりモネ」は朝ドラの中では、恵まれた家庭環境で育ったヒロインとなっていると思います。
耕治パパは、銀行員。母親の亜哉子さんは、元小学校教諭。おじいちゃんは蠣養殖のレジェンド。
生活レベルは、中流の上と言った処でしょうか?

現在放送中の「ちむどんどん」のクズ男の長男。
「おちょやん」の救いようの無いダメ親父。
の様な人物ではありませんでした。

暗い波紋を投げかけたのは、亮ちんの親父さんで耕治パパの幼馴染みで
アルコール依存症の気配が濃厚な新次さん役の浅野忠信さん。
ですが亮ちん親子も、亮ちんは中古ながら自分の船を持ち、新次さんは苺の栽培に活路を見出します。

「3.11」からの出口は見えていない状況を背景にしながらも、温かい人たちに見守れながら自信を無くしていたモネちゃんが、一歩一歩自分の足で前に向かって歩んで行く姿が、観ている側に安堵感と暖かな気持ちを与えたのかも知れませんね。

家族の中では、妹の未唯ちゃんが何度か毒を吐くシーンがありましたが、蠣の養殖の向上に真摯に向き合う姿を、水産大学の教授に見いだされ研究者の道を歩み始めます。

お医者様なのに、患者さんと積極的交流するのが苦手な「俺たちの菅波先生」もモネちゃんや登米の温かい人たちの交流の中で、医師のとして少しずつ変化して行きます。

そしてこのカップルは、いつも一緒にいる暮らしを選択するのでは無く、心は確り繋がっているんだけれども、お互いを尊重しながら離れて暮らす選択をするみたいです。

それは新婚すぐの頃、離れ離れで暮らしていた時期がある耕治パパと亜哉子お母さんが、良き道標になるのかも知れません。

港町のほんわか一家のお話だけでなく、時代の変化を真正面に描くのでは無く、程よい距離感を持ちながら語られているのが観る側に安堵感を与えらるドラマであったのかも知れません。
ですから朝ドラを観た後、今日も一日「ガンバルンバ!」の気持ちになりましたものね(^^♪



 

「STAGE navi」の内野さんのインタビュー記事に完璧にノックアウトされました(^^♪

2022-06-06 14:37:10 | 日記
私が中学生の頃年長者から言われた言葉がありました。

難しい本だからと言ってすぐに投げ出さ無いで、繰り返し読んでみなさい。
昔の人は中国の古典を最初はチンプンカンプンでも、百回声に出して読んで行くとおのずから真意が見えて来ると信じて、投げ出さずに読み続けたと言われていますよ。


「STEG navi」で内野さんが語られた「Mバタフライ」の舞台への意気込みは、まさしく今の私にとってはちょっと難解なお話であります。
もちろん内野さんご自身が、「Ⅿバタフライ」のルネ・ガリマールを演じることの難しさと困難そしてそれにチャレンジしてやろうとの意気込み、そしてルネ・ガリマールを演じられるチャンスに巡り合った幸運に喜びを感じられているのは、もちろん内野ファンの私も充分解かっているつもりでございますよ。

ですがガリマールの心情を深く掘り下げ、じぶんのものとする困難さは私には、残念ながら想像がおよびません。
出来の悪いファンで、本当に申し訳ございません。

一見して「Mバタフライ」は奇想天外なお話に見えるのかも知れませんが、
自分が好きになった人に対して幻影を知らず知らずのうちに求めているのは、誰しも思い当たることがあると思います。
案外ひょんなことから、ドツボに嵌ってしまう可能性は誰しもあるのかも知れませんね。

劇の中でガリマールが独房にいるシーンが、とても重要な核となっているのでしょう。
内野さんご自身は、へこまされボコボコにされていく受難の男ガリマールを愉しんで下さいと、おっしゃっていますのでそんなガリマールの姿を一観客である私は大いに期待しております。

そこまで持って行く為に演じる側である内野さんは、恐らく何度ものたうち回り苦しまれたのでありましょうが、劇場にいる私はそんな舞台裏のお話は
ひとまず置いておきまして、目に見えるものが全てと思い「ハラハラドキドキ」を愉しめたらと思っています。

アニメ映画「呪術廻戦」のテーマ曲「一途」「逆夢」を書かれた常田大希さんと「呪術廻戦」の主人公の乙骨憂太は、脳みそで繋がっているとの書き込みをツイッターでたくさん見受けました。
はたして内野さんとガリマールはどの様に繋がった形を私達に見せてくれる事になるのか、今試行錯誤の真っ最中なのかも知れません。


「Ⅿバタフライ」のガリマール役によくぞ指名して下さった制作サイドのスタッフの皆さまに大いなる感謝の心を込めながら、舞台に胸膨らませている最中の「内野さん大好き!」のどこまでも超ミーハーな私をお許し下さい。



「鋼の錬金術師」わたしもやっと観て来ました(^^♪

2022-05-28 15:41:15 | 日記
「鋼の錬金術師」のホーエンハイム役の内野さん、流石しっかりハマって
いらっしゃいます。
ま~いつも演じる役を深く掘り下げるうちのさんにすれば、当然です!
と言った処でございましょうか。

と言うよりもホーエンハイムと内野さんの素のキャラクターにとても
近しい部分があるのでは、と私は捉えておりますのよ(^^♪

私は「鋼の錬金術師」の原作は読んでおりませんが、映画を観る上で
ちょっとストーリーが解り辛いかなとかんじた事は、一度もありませんでした。
映画のポスターを見て面白そうだから、ちょっと見て来ようかなのレベルで
ふらっと映画館を訪れても、「ハラハラ」「ドキドキ」出来る
丁寧な作り方をされている作品だと思っています。

そしてそれ以上に内野さんが演じるホーエンハイムが
原作から抜け出して来ました感で溢れておりました。

前作のなかでは、内野ホーエンハイムの出番は僅かではありましたが
その佇まいから、相当できる錬金術師であると察しられました。
ですが内野さんが演じられるのですから、それだけでは無く。

息子のエドにわざと史上最小の錬金術師と言って感情を逆撫でしてみたり
まるで中学生が友達に、わざと気に障る言い方をしてじゃれ合ってみたり
親子で長髪を後ろで束ねたヘアースタイルをしているのを、お揃いだな
なんて言って、心は乙女なオッサンですかと、ひとり映画館でツッコミを入れていた私でありました。

今エドが住む国は、露骨に力と力がぶつかり合う暴力が支配する時代の様であります。

映画が製作されていた頃は、ロシアがウクライナを侵略すると予測されていたかたは、少数であったと思われます。
そのあり得ない事がいとも簡単に起きてしまう不安定な時代に生きているのでしょう。

原作を読んでいない私にすれば、ホーエンハイムと「お父様」が何故瓜二つなのは、今の処大きな謎であります。
物語が進む過程で、距離が出来ていたエド兄弟とホーエンハイムの父親と子の関係は修復出来るのか?

そして内野さんがおっしゃっていました、バックがブルーシートのセットで「お父様」とホーエンハイムの内野さんのひとり二役の決闘シーンは、どんな風に描かれるのか、期待で胸がイッパイです。

もちろん主役のエドとその家族だけでは無く
ブラッドレイ役の舘ひろしさんの頂点に立つ支配者の威厳とカリスマ性には
流石と心服致しました。
新田真剣佑さんの感情を押し殺して、次々と相手方の命を奪う復讐者となった人物には、凄みを感じました。

そしてエド兄弟たちの幼馴染みであるウインリィ役の半田翼さん、両親の命を奪った人物と対峙した時の、憎しみの感情をぶつける激しさと、命を終焉させてやろうとする決意と、彼女の本来の優しさとの葛藤。

エド兄弟のその行為を止めるために心に訴える言葉の力。
それがロシアがウクライナに侵略の口火を切った今だからこそ
観る側に直球として「止めろ」と訴えている思いが強く感じられました。

今回は、敢えて映画「流浪の月」の感想を脈絡もなく綴りました。

2022-05-23 15:29:36 | 日記
Ryuichi Sakamoto and Illia Bondarenko - Piece for Illia


松坂桃李君と広瀬すずさん主演の映画「流浪の月」観て来ました!
なんて事書きますと、内野さん大好きのあなたが今観る映画は
「鋼の錬金術師」じゃないの?
なんてツッコミが聞こえて来そうな予感が大いにするのですが
そちらの映画は、今週中に観に行く予定です。

「流浪の月」は、かつて10歳の女の子を連れ去りアパートで匿っていた
未成年の大学生がいました。
ロリコン大学生が小学生の女の子を監禁した事件としてマスコミは、センセーショナルに
報道しました。

実際は居場所のない孤独な少女と、社会から孤立している青年が
一緒に暮らしたと言うのが一番相応しいのでしょうが、そんな思いは
社会的に容認されるはずはありませんよね。


歳月が流れ監禁犯とされた青年は、ちょっと風変わりなカフェのマスターとして、世捨て人の様な暮らしをしていました。
監禁されたと言われる少女も、ネット社会の現在ある意味
「可哀想な女の子」としての烙印を押されて、息苦しさを感じています。


恐らくは、二度と出会わないとされていた二人が、かつての少女が職場の同僚と訪れたカフェで再会します。
最初カフェのマスターは、お客さんのひとりとして接し、一緒に暮らしていた少女とは、気が付いていない様に振舞います。

ですが一緒に暮らしていた時、お互い掛け替えの無い存在としての絆が結ばれたふたりです。
そんな彼らを社会の良識としてのみで、切り離しているのは
無理があったのかも知れません。
広瀬すずさん演じる更紗さんには、既に成り行き上結婚を
考えてている青年がいました。
お相手は商社マンで、ご実家は土地持ちの農家さんある意味玉の輿と
言ってよいのかも知れません。
ですが青年にはDVの性癖がありました。

かつて心安らかな時間を過ごした青年と再会してから、おそらくは安定した生活を共に出来ると思われた結婚相手と見られた青年とは、だんだん
心の距離が離れてしまいました。

それにより色々な修羅場を経験することになるのですが
それについては飛ばすことにしますね。
もし知りたいと思われたなら、映画を観に行くか原作を読むなりして下さい。

今のネット社会の正義の概念の暴走は、危険な要素を多々孕んでいるのを改めて知らされました。
ひょっとしたらそれは、他者との付き合いが希薄になっている現在だからこそ、増幅されて表面化するのかも知れないと思いました。

最後に文君と更紗さんの二人は、共に歩んで行く選択をします。
一度インターネットに晒された書き込みは決して消えるものでは無いでしょう。ですがそれを背負ったふたりに、安住の地が見つかります様にと祈らずにはいられませんでした。

「きのう何食べた」のシロさんとケンジのお話も、恐らくは30年前だったならばあまり公に出来ることでは無かったのかも知れません。
ですがよしながふみさんの傑出した才能が、食事をメインテーマとして
親との関係そして自身に忍び寄って来る老いと、そして周りの人たちとの
温かな交流を織り込むことにより「ほっこりとした」気持ちになる物語が紡ぎだされました。

一度監禁した側と犠牲になった少女との烙印は、何処に行っても
ついて回るものかも知れませんが、ひとりでもふたりでも良いから
ふたりの純粋な心を解かってくれる人が現れてくれたらと願うばかりです。



冒頭に紹介された廃墟は、もちろん映画のセットではありません。
現在のウクライナの現実です。
ウクライナの若きヴァイオリニストに坂本龍一さんが贈った曲を演奏している姿です。
殺伐とした風景の中で奏でられる美しい音楽。
人間の英知は
「こんなことでへこたれはしないぞ」
とのメッセージを静かに語りかけている様に思われます



再来年の大河ドラマ「光る君へ」は、大石静先生の脚本

2022-05-13 05:45:00 | 日記
5月11日の出来事です。

お昼にインタビュー記事を検索しておりましたら、とっても吃驚して
とっても嬉しいいニュースが飛び込んで来ました!

「ふたりっ子で内野聖陽さんを表舞台に導いて下さった大石静先生が二度目の
大河ドラマの脚本を担当されるとの発表がされました。
時代は雅の世界を謳歌した平安時代!そして主人公は「源氏物語」の
作者であられる紫式部です。
それを知っただけで、私は胸ワクワク状態です(^^♪

私の数少ない紫式部のひととなりは、ほとんど瀬戸内寂聴さんがお書きになった
エッセイが元になっております。

紫式部は、中流の貴族の娘として産まれました。
子供の頃からとても聡明な少女で、父親はこの子が男の子であったならばと
とても残念に思ったそうです。
そして紫式部は、少女の頃に受領に任命された父と共に地方で暮らした経験があるそうです。
それが紫式部が「源氏物語」を書くにあたって奥行きのある作品に仕上がった要因のひとつであると言われています。

寂聴評によりますと紫式部は観察力が鋭く、清少納言は唐の書物を得意げに引用しているが、丁寧に見てみると誤字があちこちに見られると酷評している、ちょっと意地の悪いところもあったみたいです。

なんて得意げに紫式部について書き綴りましたが、実は現代語訳の「源氏物語」も読破していない、情けない私でございます。
これを機に、まずは手始めに田辺聖子さんの「神源氏物語」から読み始めようと思いました。

内野さんは「ふたりっ子」以来大石静先生の作品にはご出演されておりません。
ひょっとしたらひょっとしたら再来年の大河ドラマにご出演されるのかも
なんて妄想を密かに膨らませている私でございます。

田辺聖子さんと言えば、ただ今NHKBS「ちむどんどん」の放送前に
「芋たこなんきん」が再放送中です。
初回の放送時から年齢を重ねたせいか、藤山直美さんと国村隼さんご夫妻の
何気ない夫婦の会話に、お互い思いやる心使いが秘められていることに改めて気付かされている日々です。

「光る君へ」は、セックス&バイオレンスな物語となるとTV誌で評されて
おりますので、それが大河で観られるかと思いますと、今からとても楽しみです。

そして「鋼の錬金術師」の続編の映画が製作されたとニュースが発表された時、冷めた評があった記憶がありました。
現在は躍動感ある映像を拝見して期待で胸がいっぱいな、私です。