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若鮎の

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朝ドラ「おちょやん」本日2月26日放送は、神回でした。

2021-02-26 15:15:37 | 日記
本日2月26日の朝ドラ「おちょやん」は、本当に神回でございました。
此れから私が、まどろっこしいドラマ紹介をするに及ばずであるのは
充分に承知しておるのですが、一応定番としてちょこちょこっとお話させてください。

千代ちゃんと幼い頃分かれたまま、行方知らずになっていたヨシヲと再会します。
千代ちゃんはとても喜び歓迎するのですが、ヨシヲの周りには何やら不穏な空気が漂っています。

そんな時「鶴亀家庭劇」の上演を中止しなければ、劇場に火をつける。
との脅迫電話が掛かって来ます。

どうもヨシヲは、そんな連中の仲間であるみたいです。
千代はそんな仲間とは、縁切りをしろと訴えるのですが
離れて暮らした時間が大きな隔たりとなってしまって
ヨシヲの心には届きません。

ヨシヲはひとり劇場に向かいマッチで火を付けようとします。
その時老婆(実はアドリブ王の千之助さん)がその火を吹き消します。
千代と一平が駆け付け、この悪事はとっくに露見していると伝えます。


それから千代はヨシヲの為にお粥をつくり、一緒に暮らしていた頃の
思い出話をします。

千代はヨシヲに
私は、あんたを助けられへんかったけど、いつもあんたに助けられたんよと
感謝の思いを伝えますが、ヨシヲの気持ちを変える事は出来ませんでした。

千代の元から立ち去ろうとするヨシヲに、お母ちゃんの形見を手渡します。
いつか必ず返しに来るんやでと、その時にはとびっきりの喜劇見せたる。
との言葉と共に。

ヨシヲは、楽しみやなと言葉を返します。
千代は
「誰が何と言おうとも、あんたはうちの自慢の弟や」
との言葉でヨシヲを旅立たせます。

ヨシヲの躰には既に入れ墨があります。
幾ら本人が真っ当な暮らしをしようとしても
その入れ墨により、入り口の処で排除される様な事も何度かあるのでしょう。
その度に「あんたはうちの自慢の弟や」の千代の言葉が
大きな支えとなるだろうと、私は思います。

そして堅実な暮らしを営んでいるすがたを、千代に見せるために
喜劇を観に来る時が必ず訪れると信じております。

もしも「おちょやん」が昭和の朝ドラであったならば
たぶん岡安の女将さんの篠原涼子さんが、素早く事情を察し
信頼できる人にヨシヲのこれまで歩んで来た道のりと、そうしなければ
仕方がなかった事情、そしてヨシヲは本当に心根の真っ直ぐな子だと保証し
此れからの身の振り方を見守ってくれと託す人がいる様な気がするのですが

バブル崩壊から30年以上経った今でも、一般市民の生活は停滞したままの今
そんなお話の展開になったとしても、ドラマを見ている側からすれば
お伽話としてしか受け取れない時代になっているのでしょうね。

「おちょやん」は、大阪制作のドラマですから
地に足の着いた市民の目線で描いた「ワクワク」「ハラハラ」「胸キュンキュン」そしてちょっぴり涙の人間模様を毎朝見せて下さるのを楽しみにしております。





出会って良かったと心から思っているお三方さま。

2021-02-13 14:59:41 | 日記
これは全く個人的な思いでしか無いのですが
後の世に生まれて伝説となったお話を聞くのでは無く
現在進行形の状態で、これから先どの様な展開になるのかは
解からない中でワクワクしながら次に訪れるものに
期待しながら、その感情を味わいつつ待つことに
至福の思いを感じたお方が、三名おられます。

第一のひとは、坂本龍一氏です。
YMOとしてワールドツアーで多くの聴衆を魅了し
一躍時の人となり華々しく凱旋された時から心を奪われました。
地方在住の私にとって見れば、子供の頃お座敷の押し入れに隠れて
襖の破れた穴から、大事なお客様との会話を盗み見する様な
ちょっと心の底に罪悪感を持ちながら仰ぎ見ていた感覚だったと
今回想すると、そんな感じがしております。

そして第二のひとは、内野聖陽さんです。
朝ドラ「ふたりっ子」で、内野さん演じる森山史郎さんが
舟小屋にて、香子にプロポーズするシーンは
私にとっては、実際に森山さんが隣に座って
「一緒に名人戦を目指そう」と囁かれているかの様に感じました。
感覚的には森山さんのその語り掛けにより
私の骨つまりカルシュウムの塊が、だんだん飴の様に柔らかく
ぐじゃぐじゃになって行く感覚を味わいました。
その時の私は、此のまま躰が液体になってもかまわない
そう感じたのも事実です。
後にも先にも演じる人を拝見し、その様な感覚に陥ったのは
俳優 内野聖陽さま唯おひとりでございます。

そして現在進行形の状態で心を奪われおりますのが
音楽家の常田大希さんです!

ミレニアムパレードのファーストアルバムも
早々と購入予約し、箱の大きさにちょっと吃驚しましたが
今は、本棚の一番良い場所に鎮座致しております。
ディスクは、一度再生するとエンドレス状態となるのが
分かっていますので、日曜日までお預け状態です。

そして予測していた以上の雑誌祭りですよね(^^♪
Amazonで予約したり、発売日に本屋さんに直行したり
色々忙しいでございます。

そして昨日大きな打ち上げ花火(この場合手筒花火と表現した方が
適切なのでしょうね)の予告がありました。
タモリさんが司会をされている、ミュージックステーションへの
ご出演が、今からとても楽しみです。

3時間放送の特別バージョンですので、今からしっかりHDDの整理を
やらなければと、思っています。

石原さとみさんと綾野剛さんがご出演される
「恋はDeepに」の主題歌を担当されるのでは?
と常田さんの周辺は期待する声が多い様ですが
わたし的には、映画「ホムンクルス」のテーマ曲を担当させるのではと
一方的に胸を膨らませております。

もしそうなれば、常田さん内野さん綾野剛お三方の初共演となりますので(^^♪

「ホムンクルス」の上映予定館がやっと公表されました。
残念ながら私の住む街での上映予定は、今のところ無いみたいです。トホホ。

と言うか、広島より西での上映が無いのはちょっと
いえいえ非常におかしいのではございませんか?

九州最大の都市福岡でも上映予定無しなんて
一体ど~なっているんだ!

と申しつつも、密かに次の発表を心待ちにしておる私でございます。

最後に一言言わせて下さい!
映画は、映画館で一度は見るべきです!





「ヤクザと家族」初日に観て来ました。

2021-02-02 06:00:24 | 日記
「ヤクザと家族」の映画初日に観てきました。
映画上映のみの通常版の方です。平日なのに観客が多いなと感じました。
いつもの3倍位のお客さんと一緒に共に時間を過ごす事が出来たのが
個人的にとても嬉しかったです。

以後ネタバレ的な部分があると思いますので
まだ「ヤクザと家族」をご覧になっていない方は、ご注意下さいませ。

「ヤクザと家族」は、もちろんヤクザの生き方を美化して描いているのでは無く
社会からはぐれてしまった人たちが、肩を寄せ合って暮らしている
ですがそんな処にも時代の変化は、否応なしに襲って来ます。

その実情を淡々と描きながら、その中で綾野剛さん演じるヤクザは
もがきながらも家族を得たいと願います。
刑務所での服役時代の心な支えであった由香さんを何とか探し出し
由香さんに娘がいるのを知ります。

綾野剛さん演じる元ヤクザの山本は、その娘と血の繋がりがあるのではと
感じるのですが、それを表立って深く追求する訳では無く
ある意味自然な流れとして、母と子が暮らしている部屋で
母親の新しい恋人のオジサンとして、平穏な日々を暮らす様になります。

ですがそんな日常は、あっけなく壊れてしまいます。
そこからはある意味ヤクザ映画の定番的な、派手な抗争事件が起こります。
監督は、それを何方かの側を英雄視する訳では無く
事実を淡々として描いていきます。

映画の最後のシーンで娘さんは、山本のヤクザの知り合いを訪ねて
父親がこれまで生きてきた道のりを知りたいと尋ねます。

そこに私は微かな希望を受け取りました。

ですが彼女がそれを知る事によって、更に傷ついてしまうのでは
との思いも感じました。

その希望は蝋燭の灯りの様に儚く不安定な物の様に見えました。
ですがこの映画を観終わった後「FAMIRIA」のMVを観て
少女の確りと事実を受け止め様としている目を改めて観た時にこの娘さんは
人生の中でどんなに過酷な状況に置かれたとしても、そこから逃げる事無く
確りと自分の足で立ち、いずれ居場所を見つけられる強さを持っている少女であると感じられました。

ある意味「ヤクザと家族」の映画は、「FAMILIA」MVがセットになっており
そのふたつを観終わった後で、この映画作品が完結する様に思われました。

ですからちらほら井口さんの歌声が流れる中退席する観客がいらっしゃるのが
とても残念でありました。

もちろんその人達には、早くお手洗い行きたいとか
次の電車に乗らないと仕事で会う人を待たせる様になるとか
色々事情があるのは、もちろん分かっておるのですけどね(^^♪


そして此れは私の超個人的なお願いではありますが
「ヤクザと家族」のDVD発売の折には是非ともフジテレビで放送された
「ボクらの時代」常田さん綾野剛さん藤井道人監督の三人ご出演の回と
「レッドチェア」の映像をセットにして下さるのを
強く希望致しております!

予約盤での付録としてで構いませんので
特に「レッドチェア」でのおふたりの対談は個人的に
永久保存ておきたいです。

Yahooさんの動画配信が終わればもう観られませんよは、非常に残念ですので
是非とも是非とも強くお願い申し上げます!