鍬のえに鶯鳴(なく)や小梅(こうめ)村
武士(さむらひ)や鶯に迄(まで)つかはるゝ
月ちらり鶯ちらり夜は明ぬ
(葛 生)
梅さけど鶯なけどひとり哉
(布川元貞来。某寛来ル)
来るも来るも下手(へた)鶯よ窓の梅
三ヶ月やふはりと梅にうぐひすが