滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

1999.05.16 比良山/武奈ヶ岳・カクレ滝・金糞滝

1999-05-16 14:51:17 | 比良の山
1999.05.16[イン谷口~カクレ滝~金糞滝~金糞峠~中峠~ワサビ峠~西南稜~武奈ヶ岳~イブルキのコバ~八雲ヶ原~北比良峠~ダケ道~イン谷口]with MIK
何と今回で武奈ヶ岳へは50回目の登山となる。最初中学1年の時にワンダーフォーゲル部から行ったのを皮切りに、年平均2回以上は行っている計算になる。思えば、ビーチサンダルで浮輪とゴーグルをして登ったこともあったし、たいした技術も持たないのに無謀にも貫井谷(比良で一番険悪な谷とされている)を溯行して直接山頂に突き上げたこともあったし、3メートル以上の積雪をラッセルして登ったことも……思い起こせばキリがない。20年間でこの山が変わったことといえば登山者の増加で、山頂直下の登山道が深くえぐられ痛々しく地肌を見せてしまったことだろうか。今回は正面谷から金糞峠中峠ワサビ峠経由、西南稜から武奈山頂。帰りは八雲ヶ原ダケ道経由で下山というこの山に登るパターンとして一番回数の多かった道を選んだ。正面谷は崩壊が著しく20年前とは様相が大分違う。砂防工事のための車道はすっかりその面影もなくすほど荒れて人一人通るにやっとの道に戻ったし、ルートも谷沿いに変わった。そのおかげで今まで行くことができなかった隠れ滝にもたやすく行けるようになった。とはいってもそれまで無名だった滝がルート変更のため近付けるようになり名前もついたものだ。もちろん今回もこの滝に寄りさらに、こちらもルートから少し離れたところに落ちる金糞の滝にも寄り道しながら登っていった。今朝まで降った雨がまだ葉を濡らし辺りはガスで包まれている中の登山だった。昔の武奈ヶ岳登山の話を家内に聞かせながら歩き慣れた道を武奈ヶ岳に到着。あいにく視界はゼロだったが、ビールで乾杯。下りも目隠しでも歩ける(かなり大袈裟)歩き慣れた道を駐車場まで戻る。これからも武奈ヶ岳には定期的に登るつもりで、しっかりこの山を見つめていきたい。さて100回記念登山はいつになるだろうか。


カクレ滝


金糞滝


ヨキトウゲ谷


モミジチャルメルソウ ヨキトウゲ谷にて


武奈ヶ岳からイブルキのコバに向かう道は霧の中


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