滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2005.05.03 大峰山/八経ヶ岳

2005-05-03 18:49:26 | 奈良の山
2005.05.03[行者還トンネル西口~弁天の森~弥山~八経ヶ岳往復]with MIK
12年ぶりに大峰山最高峰の八経ヶ岳に登った。行者還トンネル西口まで車で3時間40分。ゴールデンウイークまっただ中ということもあり、すでにバスを含む40台前後の車で駐車スペースは埋まっていた。この辺りで標高1100m。ようやく新芽が芽吹いてきたばかり。今日の天気予報は近畿一円晴れで軒並み降水確率0%だったが、さすが大峰、どんより曇っている。歩きはじめてすぐの谷を渡ると、いきなりの急坂となる。バテてはいけないとペースをセーブして主尾根まで出る。そこから、さあペースを上げようと思ったのだが、腰がだるくて足が上がらない。どうもゆっくりセーブしすぎてペースを乱したようだ。マラソン選手が自分の調子はいいのに、先頭集団で様子を見ているうちにペースを崩し、知らない間に体がついていかなくなるのと同じような状況だ。時々大普賢や山上ヶ岳、稲村岳を右手の樹間より望みながら、ブナとシラビソの混林の美しい道をなだらかに登っていく。コバイケイソウが一面に芽を出していて、つややかな緑がまぶしい。大峰特有の雰囲気を楽しみながら小さな上り下りを繰り返すと、いよいよ弥山への登りにさしかかる。ここでもやはりペースは上がるどころか完全にバテてきた。家内はこのくらいの空気の薄さが私には楽だと、私を追い抜いてどんどん快適に登ってゆく。ここで休むと気力もなえてくる。一歩一歩確実に登山道を踏みしめ歩くと、それでも人を追い抜き、登山口から休憩なしの2時間20分で弥山小屋に着いた。普段よりはゆっくりだがコースタイムは上回っている。弥山一帯は大勢の人でにぎわっている。この高度までやって来ると残雪も所々に見られる。時折ガスがかかり遠くは全く見えない。一息ついて八経ヶ岳に。ここでも視界はない。先日来の暑い日が続き今日も晴れの予報。暑くなると思って薄手の長そでシャツ一枚だったが、陽が差さない分じっとしていると寒い。展望も楽しめなく、寒いこともあってにぎり飯を食べてそそくさと下山する。下りは腰の具合も良く、木やコケなどを撮影しながら快適に高度を下げる。























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