滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2020.05.30 京都西山/王城の滝から小塩山

2020-05-30 23:25:48 | 京都の山(北山以外)
2020.05.30[大原野神社駐車場13:29〜13:55王城の滝14:04〜14:52府道出合〜15:01Nの谷入口〜15:09山頂鉄塔下15:21〜15:23小塩山〜15:42金蔵寺分岐〜16:21大原野神社駐車場](距離5.31km 累積標高570m)

コロナ禍自粛期間中、運動不足からだろうか、腰が痛くなってしまった。椅子に座るのも辛かったが、徐々におさまりつつあるので、近場の小塩山へ調子を確かめに行こうと午後から出発。
大原野神社駐車場から高速道路下を潜り、社家川沿いに進むと舗装路の終点にゲートがある。厳重にロープでぐるぐる巻きにしてあるので、ゲートを越えるのに時間がかかる。左折し田んぼの上の道を行く。アザミやニガナの花がカラフルだ。
樹林帯に入ると川が近づいてきて、橋を渡り林道に出る。この橋の下には小滝が落ちている。
林道はすぐに終点となり、小塩山への登山道は橋を渡って左岸に続いているが、そのまま右岸の道を登り王城の滝へと向かう。足元にはタツナミソウがたくさん咲いている。2つ目の堰堤越えでは、地元の方が道を整備されている。
堰堤を越えると木肌が鹿の子模様の、その名も鹿子の木(カゴノキ)が1本あり目立つ。その先はすぐに滝。
滝は2手に分かれており、左流はさらに2段に分かれて落ちている。左流の段間の橋を渡ると祠がある。祠から一段下りると右流の滝が落ちていて、落差はあまりないが立派なものだ。これが王城の滝本滝とも言える存在である。
滝から一旦来た道を戻り小塩山登山道に入る。下り途中いくつも左岸に渡っていく道があり、それらは交差して道や踏み跡が山腹に縦横無尽に付けられているが、一段上がったところにあるトラバース道を、下流方面に向かって進むと登山道に合流できる。
この登山道は大半が自然林で、その上部は美しい森が広がっていて、他の登山道よりも気持ちのよい道である。特に3度目の府道合流地点手前には大きな木も多く、下生えのササも美しい。モチツツジは全盛期は過ぎたが、ところどころでまだまだ美しい花を咲かせている。
府道を横切り尾根道になると、まずカタクリ群生地の炭の谷入口。柵の中はみずみずしい緑が広がっている。柵の縁を歩きショートカットでNの谷入口へ。その後も舗装路を通らず山頂鉄塔へ。
きょうはここまで。小休止後、淳和天皇陵まで往復し、御陵道を下る。
登りでは特に腰が痛くなる事はなかったが、下りでは腰から膝に掛けて少しだるい。それに加え、足の親指の爪が痛む。2年前に痛めて血豆で真っ黒になって厚みを増した爪が、ようやくあと少しで、元のきれいな透明の爪に生まれ変わろうとしているのだが、先日痛んだ部分が半分剥がれたため、その箇所が靴にあたって痛い。こちらも完全に生え替わるまで、さらに痛めないように注意しなければ。
いずれにしても本調子にはほど遠い体調なので、しばらくはゆるめの山登りをしなくてはならなさそうである。


花の寺山門前を通って舗装路を更に奥へ




タツナミソウがたくさん咲いています




王城の滝、左流上段の滝


王城の滝、左流下段の滝


王城の滝、左右の滝の真ん中に祠がある


王城の滝、右流の滝


王城の滝、右流の滝部分


カゴノキ


この登山道は自然林の中の道で緑豊か


ササも美しい


大きめの木も多い






気持ちの良い登山道


まだまだ新緑




モチツツジもまだ見頃




Nの谷入口


淳和天皇陵に続く道


淳和天皇陵


鉄塔にツバメが乱舞する


下り、南に展望が開ける箇所がある


やがて竹林の中の道に




ホタルブクロのつぼみ


再び花の寺山門

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