滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2004.02.11 奈良の滝/川上村御船の滝・笹の滝

2004-02-11 13:49:37 | 奈良の滝
2004.02.11[奈良県川上村井光/御船の滝/笹の滝]
3日前に訪れた兵庫県神崎町の扁妙の滝の氷瀑にすっかりほれ込んでしまって、もっと近くに凍るいい滝はないかなと考え、そうだ御船の滝いこう、となったのである。相変わらず出発は10時半。国道24号~京奈和自動車道~東名阪道~福住~吐山~榛原西峠~大宇陀経由で川上村に入った。このコースで行くと2時間半で行ける。橿原経由より1時間早く、昼でもスイスイ行くことができる。で、はやくも川上村の道の駅に午後1時前に着いた。ここで昼飯を買おうとしたが握り飯も弁当の類もパンまでもない。大きなまんじゅうを2つ買ってひとつ食べたら胸焼けしてしまった。井光川沿いの車道をゆく。ところどころ道は圧雪状態だったが強引に登ってゆく。滝入口まで車で登ることができた。車道を1時間程度歩く覚悟はできていたのでラッキーである。滝は40%程度の凍り具合。本日は非常に暖いので見ている間にどんどん溶けて氷が崩落してゆく。早朝に来ていれば結構な凍り具合だったかもしれないが、朝は眠い。滝には数人のカメラマンが群がっていた。ときどきゴォ~ッという音と共に、こぶし大から頭大の氷が落ちてくる。滝壷は氷屑の山で高さが5m程にもなっている。1時間ぐらい滝と語らい笹の滝に行くことにする。ズルズルと滑って尻を振りながら車を滝入口まで移動。笹の滝は水源地となっており立ち入りが禁じられている。すまぬ、すまぬ、といいながら入っていく。もちろん水源なので水を汚さぬようの細心の注意は払う。笹の滝手前の右支流の滝も氷瀑となっている。笹の滝は15mほど垂直に落ちたのち残りの15m程を岩を伝って流れ落ちるもので、予想通り下半分は凍っていた。御船の滝よりもこちらの方が氷の状態は良く、形も面白いうえに色もうっすら青身がかっている。さらに陽があたり眩しいばかりに輝いているのだ。素晴らしい光景にしばし我を忘れて見上げるのみ。滝壷も完全に凍っている。ゆっくりしたかったが6時に約束があるためギリギリ粘った末、3時すぎに滝を後にした。






























御船の滝
























笹の滝


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