ビンボー家の日々

      
  何事も、そしてビンボーもほどほどがよろし
     

車椅子ぽっぽ

2021-11-12 12:44:47 | 70代が子の介護
.
体重約80kgの子Aの移動が車椅子になりワタシの筋肉痛はほぼ消えました。
ただ起床時の引っ張り起こし、ベッドから車椅子への一歩ほどの移動はワタシの
任務として残っているので筋肉痛とはまったくの無縁ではありません。

それでもトイレでの服の着脱等や家の中で車椅子を押歩く事は車椅子が無かった
頃とは気分的にも体力的にも随分楽になりました。
それに子A自身の心的ストレスもだいぶ減った様子です。

ということで調子に乗った親子、とある日の夕食後近所のスーパーまで車椅子で
出かけたのです。
常人ならばのんびり歩いて信号待ちをしても片道10分。オオ楽勝じゃないか!

自宅前は平坦な道。そして下り坂へ差し掛かり。。。
歩道を進むも、等間隔に植えられた並木の根が歩道の舗装を持ち上げており
並木が植樹されたところでは小さな登り降りを繰り返す羽目になり、子A
登り降りのたびに車椅子の上でジャンプ ・・・

そして帰路は最悪でした。のぼり坂を80kg乗りの車椅子を押して歩くのは
無理なわけで・・・ というのも
坂道のスタート地点から坂道終点までの底辺距離はだいたい150メートル
スタート地点と終点の高低差は10メートル。勾配は7.3パーセントほど。
のぼり始めてすぐに童謡の「汽車ぽっぽ」のフレーズが脳裏に ・・・

 で、なんだ坂 こんな坂 なんだ坂 こんな坂 なんだ坂 こんな坂 とヨタヨタ
のぼり坂を歯をくいしばって押し上げたけれどあと5メートル程でダウン!
すっかり暗くなった中で途方にくれていると自転所の若い女性が近づいて来
お手伝いしましょうと車椅子を坂道終点まで押してくださり無事帰宅できた
のですが、我が家周辺の道はどれを選んでも坂道ばかり。
車椅子での外出、お先は真っ暗のようです。
 (タクシーを使うという手はありますが本人はバスに乗りたし、けれどバス停は坂道の下)


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