子どもの読書においてだったかな?
「感動」と「興奮」は違う
というのがありました
よく、おはなし会においても
「あるある」なおはなしですが
子どもに「うける」という感覚にも通じるような
子どもは、じっくり読書するよりも
ゲームやテレビなど、刺激の強いものを好む傾向あり
人を斬って・・・というような作品に
子どもは「感動」しているのではなく
「興奮」をしているのではないのでしょうか
「興奮」は一時的なもので
「感動」は、その場限りではなく
「感動」によって、いろいろなことを感じ、
興味を広め、考えの深まりも生まれる
学校での教科書を使った勉強は、広く浅く、
成績がいいというのは
きちんと教えられたことを復唱できる子 (確かに~
今の小中学生は、覚えることがたくさん、やることがたくさん
自分で考える、想像する、時間が無い
それを補うのに、「文学」はお薦め
1冊の本の主題は1つとは限らない
楽しみだけのものではない
その作品のテーマを“深く”理解してほしい
というようなことをおっしゃっていたかと思われます
(間違っていたら、ご指摘くださいませ(お辞儀)
なんで、本を手渡す人たちは
小中学生よりも
何倍も長く生きている分
沢山の本を知っているはずですから
素敵な作品を手渡してほしいーということでしょうか
何を、どう、どうして選んだのかー選書の大切さですか
その時代のニーズ
と
いろいろ組み込んである事柄
と
子どもの心を掴む作品
ということで
ほら、先日紹介した「かぎばあさん」が来た!もんで
それと、これ、また、ご縁!?なのか(笑
あ、岩崎「幼年文庫」ですって
でも、自分で読むなら、小学2・3年生かな?
なかがわさんの新作が同時に来た!ら
「かぎっこ」が「カギ」を失くしてー
帰宅したら、おかあさんが出かけていてカギがかかっていてー
家に入れない!!
というシチュエーションは同じ物語です!!
最後は、どちらも、心がほっこりして、安心します
これは、興奮ではありません(笑~
「すてきなひとりぼっち」
なかがわ ちひろ:作
のら書店
2021/5/20初版
1,500円+税
「かぎばあさん」の中に出てくる
紙芝居「テレビのすきな王さま」
これが、なんとも、気になる(笑
TVの普及で、「一億総白痴化」なる言葉が
流行った頃でしょうか?
その関係かな?
とか
でも、「情報を得る最高の機器」と捉える?ということ?
と、気になって、気になって(笑
村の子どもたちのハヤシ歌がなんともシュールです
いやぁ~、おもしろい本を紹介してもらえて
勉強になりました
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