障害者とともに...

障害児(者)福祉についての私的な考えをつづります。

実践日誌 (5) ~続けるということ~

2004年08月26日 04時19分34秒 | 自己紹介
 ご無沙汰です。管理人のなみとです。今回の記事のテーマはいろんな意味で「続ける」と言うことを考えたいと思います。シリーズ化できるかな?
 さて、一口に続けると言ってもいろんな場面で使うような気がします。僕自身の仕事の中でもそうです。作業所で働く「仲間」に視点を当てたとき、まず思いつくのは、作業所を続ける!という事が浮かんできます。
 作業所は、仲間たちに対しては日中活動の場であるということは、僕自身は当たり前のように捕らえています。しかし、その活動はとても平凡で、毎日同じことの繰り返しです。毎日同じことの繰り返しが、ひょっとしたら苦痛なのかもしれません。でも僕が思うのは、この「何もない毎日」を続けていくことが“大事なのかもしれない”と、思っているし、それが一番大変なことなんじゃないかと思うことの方が多くなっています。
 この何もない毎日を、続けて行ってはじめて、次のステップに進むための安心できる土台ができるんだと考えます。
 作業所には、いろんな障害を持った仲間が集まってきます。だからこそ、集団の輪に入って平凡な毎日を送ることが、作業所を続けて取り組んでいく取り組みとなるんではないでしょうか?
 「継続は力なり」と言う言葉のように、作業所の中でも力がかなり何が何でも、たとえ仲間が一人だけになっても作業所を続けて行くことがではないでしょうか?