障害者とともに...

障害児(者)福祉についての私的な考えをつづります。

制度の間で...

2004年10月02日 13時29分54秒 | 障害児(者)制度
 僕が今仕事をしているところは、「共同作業所」とか「福祉作業所」などといわれる無認可の小規模作業所です。
 都道府県レベルでは、この無認可の作業所に対する格差があるのが現実です。僕の生活する大阪府では、2年前にこの制度が変えられて、運営補助金の最高額が1350万から650万に大幅に下げられました。
 国レベルでは、団体補助制度がまだ根強く残っています。いま国レベルではこの「団体補助制度」が見直されつつあります。
 利用者が10人にならない小規模作業所は、制度の間にいる障害を持つ仲間たちの間に広がってきている。それだけニーズが高いものなのでしょう。障害や制度間の違いを乗り越えて一元化する流れが、やっと国のレベルでも検討されてきている...ということなのでしょうか
 僕の作業所でも、知的障害・身体障害の種別に関係なくいろんな方が来られます。地域の中で自立できるような「広場」みたいな役割(上手く表現できないけど)を持ちながら仲間一人一人のニーズにこたえられるような実践をしています。時々、これでいいのかと思う事もありますが、続けていくつもりです。
 そして、今後の制度の動きも注目したいものです。

コメントたくさんありがとうございます。少しずつお返事します。(遅筆なもので>_<>
厚生労働省
 障害のある人の「働きたい」を応援する共働宣言(全文はアクロバットリーダーが必要です。)

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