給食・工夫に限界

デザートが消えパンも肉も減
なんとまぁ

本日の沖縄県紙琉球新報（社会面27）を開きビックリ

給食にデザートもなく...パンも肉も減らされているのか

食料品価格の高騰を受け...
沖縄県内の学校給食調理場では
値段の安い食材を選んだり...豚肉を鶏肉に替えるなど同じ献立でも代用できる安い食材を利用しているようです
値段の高い加工品のデザートは姿を消したとのこと...
子どもたちが最も楽しみにしているものなのに...
果物も１人分が小さくなっているようです
ミカンの代わりに小さめのタンカンを1/4にカットして出しているそうです
学校給食担当者のコメントでは...
「食材の値上がりは異常で、工夫にも限界がある」と悲鳴を上げています
「どうにか値段を抑えるようにしているが...質の悪いものを選ぶことはできなく...安いものを仕入れるにも限界がある」

沖縄県内の32市町村では給食費の値上げを検討しているとのことです
食材の値上がりもあるが...『給食費未納』の問題も大きくのしかかっている
このままでは...給食の質の低下が出てきて...
児童生徒の栄養量に影響してくるのは必至
成長期の子どもたちにとって...大問題になってしまう

学校給食センターの方々の苦悩がわかる

福嶺中学校（城辺地区）では...このブログでも紹介してますが
驚くほどの食材で量も豊富
安い食材で...栄養豊富な給食を提供して頂いています
今学期の最後の給食にも僕の大好きなそばだった

それも大盛りで...腹一杯食することができる
もちろん牛乳やデザートも毎回ついてくる
果物も豊富で...あのでっかいスイカやミカンにメロンにスモモ
野菜も豊富で...サラダも多い

毎回...大量に出される残飯にこころが痛い
できるだけ食べるように話しするが...
好き嫌いの激しさは半端じゃない
飽食の時代に慣れきった子どもたち...

この小さな宮古島でも...
地区によって学校によっても給食の量や内容が違う
平良地区から来た僕ら教師もビックリするほどです
それが沖縄本島も含めると...給食の内容にも大きな違いがでてくることでしょう
日頃頂いている給食がどれほど有り難いことなのか...
子どもたちに教えることも僕ら教師の役目
そういう点でも家庭と協力し食育に力を入れないとならない
学校調理場の見学や調理場の方を招いてのお話なども...必要だろう
それと...家庭での食事のあり方も改善していく必要があるかもしれない
せめて残飯を出さないよう...
学級・学年・生徒会...来学期からでも取り組んでいきたいものです

給食センターの方々
頑張って下さい
そして...いつも美味しい給食ありがとうございます


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