遊んでくれない先生

天気予報によると...
明日からは前線の影響で曇り空になるとのこと
また蒸し暑い日になるでしょうと放送していました

今日も暑い一日でしたが...明日からも蒸し暑い日が続く模様

さて...
本日の沖縄タイムス・教育面（18）に興味ある記事が載っていました
大阪大学教授の小野田正利先生の記事です
タイトルは『遊んでくれない先生』
今、多くの学校で「読み聞かせ」や「読書の時間」の機会が激減しているとのことです
全国学力テストで良い成績を挙げるため...
計算や漢字ドリルが優先され
読み聞かせのボランティア母親や地域の人々を利用する機会も減ってきたそうです
「学力低下」議論を背景に...多くの学校では、成績を少しでも上げるための勉強シフトを敷き...数年前からブームになった「朝の読書」はどこ吹く風という状態になっている

子どもたちにとって...学校は楽しいものになっているだろうか
そういう疑問を投げかけています
「学力テストが栄え、子どもたちの笑顔が消えている」
そう語っています
また、子どもたちも「先生が遊んでくれなくなった」と言う
同時に教師にとっても教室は見えなくなり...子ども一人一人の子どもたちの本当の姿に気づかなくなった...とも語ってます
教科指導、生徒（生活）指導、部活だけではない...
調査報告や細かな成績記録、テストやプリント作成、施設点検に整備、行事の準備...
それにトラブルが加われば、その対応に割く労力は大きく...「教育改革」の改革の波に諸研修への参加（資料作成）...先生が子どもたちと接する時間は20年前の1/3というのが実感
先生方がやるべきことが飛躍的に増えている状況の中で...子どもたちと「遊ぶ」「遊べる」教師が減ってきている
教師がゆとりを持って子どもたちを見守る温かさの中...子どもたちは満足感を得、成長していくものだ
そう語っています

そうは言っても現実は現実で...
日々の子どもたちに温かく接してあげるのが教師

今日...
この記事をもってトドメを刺された気持ちになりました

お昼休み...給食、清掃を終え
ちょっとした時間
トイレもちょっと我慢して諸書類に目を通し...お手洗いへ向かう途中
一人の子が図書館から本を抱え出てきて...
「先生～、お話して遊ぼう」
と声掛けてきた...
「トイレに行くからダメ～」
と言ってしまった僕に...
「先生なんて嫌い」
のキツ～イ一言
いつものノリで...はるな愛サンの真似して
「言うよねぇ～」
・・・
「先生、ウザイ」
と言い...走り去った

ガビ～ン

ん～っ
なんで...「じゃ、トイレ終わってからね」とか...
優しい一言が言えなかったのか...

せっかく「お話して遊ぼう」と声掛けてくれたのに...

「先生、嫌い」「ウザイ」
僕の頭の中をクルクル回る...

僕は...「遊んでくれない先生」になってしまった
かなり凹んだ...

思春期の子たちを一人でも多く...励まし、支援し、支えてあげられる...そんな先生になりたくて教師になったはずなのに...
「遊んでくれない教師」になるなんて...
「嫌い」「ウザイ」と言われる教師になるなんて...
今日はかなり凹んでしまった
その上...偶然にも新聞記事を目にし...反省反省

教育は難しい
まだまだ未熟な自分
毎日...反省の日々です


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