中小企業の為の人を育てる行動評価制度

行動評価制度の導入により、社員のやる気を出させ、能力を向上させ、そして成果が上がる仕組みづくりにお手伝いいたします。

今日を懸命に生きる。

2012年03月26日 05時57分34秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれましたPHP出版の『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。
この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。


経営者の皆さん、おはようございます。

昨日は寒かったですね。3月の最後の日曜日だというのに。
でも今週からはようやく暖かくなってきそうですね。

本日は「今日を懸命に生きる」からです。

ではご紹介していきましょう。

「私は、長期の経営計画を立てたことはありません。今日がうまくいかず、明日も分からないのに、十年先が見えるわけがないと思っていたからです。そのため私は、今日一日を一生懸命に過ごそう、そうして今日一日一生懸命に仕事をし、さらに工夫を重ねれば、明日が見えてくるだろうと考えました。」

五年後、十年後にはこうありたい、という思いを持つことは大切ですが、細かい経営計画となると、机上の空論になってしまいますよね。数字を並べ替えているだけになってしまいます。
そんなことに時間を使うよりも、今日一日を一生懸命に仕事をすることに使いたいですね。


では続きを紹介していきましょう。

「どうなるか分からない先のことを言うよりは、今日一日をパーフェクトに生きることの方が大事だという考えで私は今まで研究をし、経営を行ってきました。その結果私は、”今日を完全に生きれば、明日が見える”ということを断言することができます。逆説的ですが、この生き方を三十年も続けてきますと、先の変化が見えてきたのです。」

私にはまだまだ、”今日を完全に生きれば、明日が見える”というところには程遠いですが、仕事をする上でこのことを心掛けています。


最後は次の文章で締めくくられています。

「これも”一芸に秀でれば、すべてに通じる”ということなのでしょう。つまり、一生懸命生きることで万般に通じるものを体得することができるのです。将来を見通すということは、今日を生きることの延長線上にしかないのです。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
アマゾンで販売していますので、みなさんのそばに置いてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

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新大阪の社会保険労務士 井上光労務サポートオフィスでした。


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