『芸能界の論理で言えば、違約金はいきなり芸能界を離れた清水側に請求されて然るべきだが、今回は清水側が早々と診断書付きで「体調不良」を押し出してきたことで、状況はレプロが不利という。
「とにかく芸能界は特殊な世界。一般企業ではありえない月給5万円も、吉本興業の若手芸人に言わせれば『十分もらってるじゃん』ということになる。この世界に一般企業の論理を持ち込んだら、ほぼ全てのプロダクションがアウト。これを労働者の人権の名の元にやろうとしているのが幸福の科学です」(同)。』
と、どっちの味方でもないような書き方で、かなり的確な(?)分析をしているトカナの記事です。
記事の最後は
『「芸能界の常識は世間の非常識」という言葉があるが、それも笑って話せる時代じゃなくなってきたのかもしれない――。』と結んで、まるで他人事!な感じですが、コレが、今のマスコミの精いっぱいなのかも知れません。
「日本のジョウシキは世界の非常識」という言葉は知ってましたが、「芸能界のジョウシキは世間の非常識」は知りませんでした。
http://tocana.jp/2017/02/post_12351_entry.html
清水富美加・出家騒動のヤバすぎる最終目的地とは?幸福の科学が芸能界をぶっ壊す!?
画像は、『SHIMIZU FUMIKA 1st Photobook 清水富美加』(マガジンハウス)
芸能界をぶっ壊す! 人気急上昇中の清水富美加の出家騒動は、下手にこじれれば、芸能界そのものを揺るがしかねない破壊力を秘めている。スポーツ紙各紙で「出家」「引退」が報じられた12日、東京・五反田にある幸福の科学本部で行われた会見には、同グループ専務理事で広報担当の里村英一氏と顧問弁護士の佐藤悠人氏が出席。朝刊スポーツ紙で清水が一方的に所属事務所の「レプロエンタテインメント」に出家と芸能界引退を通告したとされる件について、猛反論した。里村氏は清水が事務所に意見したところ「仕事を干された」と訴えていることや、デビュー後しばらくは「月給5万円」で、あまりの薄給に父親が抗議したことなどを明かした。また、清水の意に反し、事務所が水着やブルマ姿の撮影や、人食シーンのある映画への出演を強引に進めたとし「完全な奴隷契約だ。レプロはブラック企業だ」と訴えた。
清水は心身のバランスを崩し、ダウン。現在は自宅療養中で、2つの病院から「生命にかかわる。いまの生活をやめるべき」と診断されたという。一方、レプロ側は「信仰の自由」こそ尊重するが、出家するなら少なくとも「現在進行形の仕事を片付けてからにしろ」という理論。清水側が2月末日での契約解除を求めていることに対しても、契約更新のある5月中旬までは「雇用関係」にあると一歩も引かない構えだ。スポーツ紙記者によると「彼女は夏までに3本の映画のほか、CM、ドラマ出演などを抱えている。このままでは莫大な違約金が発生する可能性が高い。レプロも引退はやむなしという結論だが、いま辞められると、違約金の請求が自分たちのところに来かねないと恐れている」と話す。
芸能界の論理で言えば、違約金はいきなり芸能界を離れた清水側に請求されて然るべきだが、今回は清水側が早々と診断書付きで「体調不良」を押し出してきたことで、状況はレプロが不利という。
「とにかく芸能界は特殊な世界。一般企業ではありえない月給5万円も、吉本興業の若手芸人に言わせれば『十分もらってるじゃん』ということになる。この世界に一般企業の論理を持ち込んだら、ほぼ全てのプロダクションがアウト。これを労働者の人権の名の元にやろうとしているのが幸福の科学です」(同)。
現在進行形の仕事についても、清水側は「本当はやりたいけど、体調を崩してできない。そこまで追い込んだのはレプロのせい」という主張。法廷闘争になれば、清水が体調を崩す原因となったレプロの“ブラックぶり”に焦点が当てられる。里村氏は会見で「芸能界にはびこる奴隷契約が一番の問題。芸能界を浄化するしかない!」と宣言。のちの法廷闘争を意識してか、すでに清水には前出佐藤弁護士含め計5人の代理人がついているという。
「幸福の科学は幸福実現党の母体。次期総選挙でブラック企業根絶を訴え、その代表例に今回のレプロの件を絡めて支持拡大を図りたい考えもあるようだ」とは社会部記者。「芸能界の常識は世間の非常識」という言葉があるが、それも笑って話せる時代じゃなくなってきたのかもしれない――。
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