
目覚め始めた鎌沼。
残雪の東吾妻山(2015.4.26)
「その1」の続きです。

オニギリ1つ食べて 10:40
分岐から・・・
いつもなら一切経山に登る途中で鎌沼の状態を上から確認するんですが、今回は×。
2012年の5月5日。
2013年の4月14日・5月12日。
2014年の4月27日。
今までの残雪時期の鎌沼の様子を思い浮かべながら、鎌沼南岸を通る木道へ。

さて、今回は?

沼の上を歩いて水際まで。

今年のブルーグラデーションもなかなかいい感じ♪


キラキラ光ってきれいなんですが、なんとなく髑髏のような・・・

不気味さをもったスプーンカット小島。


逆さ前大巓?

帰りもここを通るし・・・
気温が高いので(10℃あるかないかですが)氷の表情が変わるかも?
ということで、名残惜しくない!

姥ヶ原・谷地平・鎌沼の分岐にショートカット。
分岐 10:54

そういえば、昨年は姥神様に会いに行かなかったような?

定点撮影。

東吾妻山へ。
姥ヶ原十字路 11:01
そして・・・
東吾妻山姥ヶ原登山口 11:02

付近の登山道には踏み抜き跡が多数。
その穴から雪解けが進み、その穴が広がって・・・
登山道が赤い石が敷き詰められた沢のようになるわけだ (-_-;)
水深はブーツのソールが浸るくらいなのが救い。
夏になればクマザサが煩わしい狭い登山道をジャボジャボ。
が、間もなく残雪豊富なオオシラビソの黒い森の中へ。

深そうなツリーフォールの間を縫って右往左往。
先行するトレースも(当たり前だけれど)同じく右往左往。
ピンクテープなど登山道を示すものもないし、
東吾妻山のその山容ゆえ、見上げても山頂は見えないし・・・
さながら迷いの森をさまよっている感じ。
とにかく南に進む事を出来るだけ保持。
次第に勾配が増して、息が荒く・・・

振り返れば残雪期特典。

姥ヶ原十字路からの直線上に自分がいるという事は・・・
念のためにGPSナビの地形図で現在位置を確認、よし!
正面上を見上げれば・・・

太陽に向かう飛行機雲。
まだ着かないまだ着かない・・・

西吾妻縦走路の山々の向こうに雪多き名峰。
(山座同定は山頂で)
立ち枯れのオオシラビソが増えてくればもうすぐ森林限界。
抜けた~!
・・・あれ?
前方にはハイマツの海。
辺りを見渡せば15mぐらい右側に登山道。
どうやら少しばかり東に寄り過ぎた様子なので軌道修正。
森林限界ハイマツ帯 11:47

山頂まであと2、3分なんですが・・・

完全に足が止まって・・・
あの道標が山頂標識に見えてきた (^^ゞ
続きます。