
福島県二本松市木幡にて、毎年12月第一日曜に開催される木幡の幡祭り。
初めて見てきました。
木幡の幡祭り
(国指定重要無形民俗文化財)
950年以上の歴史と伝統がある「木幡の幡祭り」は、「日本三大幡祭り」のひとつで、前九年の役、天喜3年(1055年)奥羽地方鎮定に向かった源の軍勢が戦いに敗れ、わずか数騎で立て籠もった際、夢枕に現れた天女のお告げにより祈願したところ、その夜、折からの雪で木幡山の木立は源氏の「白旗」のように見え、攻め寄せてきた安倍の軍勢は、これを源氏の大軍と思い込み戦わずして退散してしまったという故事により、源氏の白旗に見立てた幡を木幡山、そして別峰羽山に奉納する勇壮な平安絵巻「木幡の幡祭り」として引き継がれ、現在に至っている。
「二本松市 幡祭りの里 こはた 元気ガイドマップ」より一部引用
今回はPentax K-5+DA18-55mmで撮った写真を載せます

幡集合
白旗、そして鮮やかな五反旗・・・これだけ揃うと壮観です。
出立式の後に木幡音頭踊り。 そして・・・

幡競争スタート前
反対側はすごいカメラマンの数 (@_@;)
初めてだったので、どこで撮ったらいいのかわからずに・・・

幡競争スタート! もつれ合って転ぶ人もいて結構な迫力だったでしょう・・・近くで見ていれば (^_^;)
そして出立・・・

旧木幡第一小学校から木幡山参宿所・治家公園までの道を1時間かけて行列が進んでいきます。

木幡の幡祭りフォトコンテストがあるんですが・・・
応募するのかどうか知りませんが「どけっ!」とか「そこ邪魔だ!」など怒号をあげるカメラマンも・・・恥ずかしくないの?
(ちなみにこの写真に写っている方たちじゃないですよ)
この怒号も毎年恒例のようで・・・思わずニヤリ。



一の鳥居・・・のカメラマン
一の鳥居の樹齢400年以上の大松は、どうやら倒れてしまったようです。
切り株が残っていました・・・で、切り株に座るのはやめた方がいいんじゃないの?
たとえ倒れたとしても元は由緒ある木・・・とてもとても座る気にはなりません。
それにこの松は、二本松市指定の天然記念物です・・・でした?
2009年に木幡山に参宿所から登った際にこの大松を見たことがありますが、とても立派な松でした。
その時、写真に撮っておかなかったのが残念です。


どうも午前の部のほとんどを、特に意識していたわけではないのに浪江町の幡を追っていました。
祈 復興 浪江町

次は、PENTAX K-x+DAL55-300mmで撮った写真を載せます。
ん?・・・後半の午後の写真がない?
せっかく凍結した道路を運転してここまで来て、目の前に登山道がある山が二座もあるのに登らないわけがない!
というわけで、途中から幡行列と別れて隠津島神社に先回り・・・
そして木幡山と(福沢)羽山を繋いで歩いてきました。
こちらの記事はさらに後で・・・