「こんなの初めて♪」
・・・に近い経験。
この山行で撮った写真はなんと自己最高記録の483枚!
その4分の1強は方々から撮った魔女の瞳こと五色沼の写真。
よって今回はいろいろな表情・・・表情?
魔女の瞳三昧!
秋化粧の魔女の瞳(2014.9.21)
「その1 浄土平湿原から」「その2 一切経山」の続きです。
一切経山の山頂から宝物!?を望むために
山頂部北端 9:23
いつもの西風や吹き上げてくる風もなくて・・・奇跡の無風♪
五色沼。
その別名は「魔女の瞳」や「吾妻の瞳」
ちなみに五色沼といっても裏磐梯の五色沼湖沼群のことではなくて福島市の五色沼。
直径は約300mで、その水深は約9m。
瞳に魅了されて!?
今までもう何十回も飽きることなく眺めに来ていますが
こんな感じに白い雲が映る魔女の瞳を見たことはあまりありません。
エメラルドグリーンの御釜も気になる蔵王山。
結局今年は・・・
山形県の置賜平野は黄金色。
今回も前回に引き続き遠望は月山までで鳥海山は見えませんでした。
一切経火口の向こうに平石山。
その向こうに中吾妻山と西吾妻山。
魔女の瞳から目を離していたら
もっと見つめてちょうだいと言わんばかりに
今度は薄雲を透した薄日ではなく
瞳を射抜く強い日差しが差し込んで
その水底までをも照らしだし、コバルトブルーがさらに鮮やかに。
初めて見た方ならこれでやられてしまうかも~
さて、ここでノンビリしていたい気もしますが・・・
今回の目的地の家形山までのコースタイムは
一切経山からの往路が30分+10分で復路が10分+40分の往復90分。
でも、魔女の瞳の傍を通るのでこれは土台無理なコースタイム。
ということで、この場所を17分で切り上げて西吾妻縦走路へ。
(縦走路のスタート地点は一切経山山頂から?)
ダブルストック&熊除けの鈴を装着してから
一切経山山頂出発 9:40
軽石混ざりの滑り易いザレ場の急斜面でズルズル。
トラロープがあるので思わず使いたくなりますが、これはコースを示すもの。
実際に使ってしまうとご覧の通り支柱が引っこ抜けて危ないです。
(↑に写る)先行する父親のすぐ先の大岩へ。
色付き始めたナナカマドの紅葉と魔女の瞳。
一切経山北斜面はとにかくナナカマドが多くて紅葉のピークには赤色に染まります。
こんなふうに↓
2012年10月7日撮影
この大岩は魔女の瞳との記念写真を撮る最適地だと思っていますが
やや上から見下ろすように撮ることになるので
残念ながら立ち姿だと足が短く写ってしまうかも (^_^)
極端に言えばのこと。
今度は座ったり寝転んだ姿を撮ってもらおう・・・かな?
水面に映り込む雲が増えたうえに黄葉も映り込んで
コバルトブルーというより・・・9月の誕生石のラピスラズリ?
とどめに?カメラの設定をホワイトバランス「CTE」&カスタムイメージ「リバーサルフィルム」に変えて1枚。
大岩出発 9:53
ガレ場をほんの少し下ってから振り向いて
自分がとんでもない場所に立っていたのを確認し
下るにつれて見え方が変わる魔女の瞳をもちろん撮りながら
五色沼の西岸を通って家形山へ向かいます。
続きます。