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東京寒蘭

11月になると香り高い品のある花を咲かせてくれます。ヤフーブログ閉鎖に伴い、こちらにお世話になることにしました。

富貴蘭の植え替え

2022-04-23 01:50:00 | 日記
冬の間、富貴蘭は、借家住まいの狭いベランダでは山梨の冬の寒さはしのげず、東京の実家にお引越しです。
そして、春になると山梨に連れてきます。毎年のことながら、仕事がら転勤も多く、作場の環境を整えるのに試行錯誤しています。
去年は3月10日には、山梨に富貴蘭を連れてきてましたが、今年は寒かったり、4月1日に雪が降ったりと、タイミングがあわず、東京から連れてきたのが、4月16日、植え替えも春の彼岸くらいから、はじめるのですが、やっと今日からスタートです。


まずは、金牡丹、黒牡丹類から、釣り枠2個分をすませました。
相模原の四国山草園にも預けてあるので、それも、もし手元にあったら、うちの狭いベランダには到底吊るしきれません。
今日はお昼と、深夜の時間も使って、20鉢程終了しました。
全部で60鉢くらいかな?と思っていたけど、いつの間にか増えて100くらいありそう。


紀州寒蘭 張安産 雷電系

2021-10-29 22:49:00 | 日記
紀州寒蘭 張安産雷電系です。

熊野古道中辺路を行くと、途中に大きな銀杏の木があります。なんて名前か忘れました。
その近くに国道から龍神に抜ける林道があります。そこは、富田川の源流域になります。道を走っていると、張安の滝?だったかな?多分そこを山に入ると、張安の坪、
さらに車で先にすすんでいくと滝尾の蘭坪があります。私は見当がないので山に入って探したことはないのです。
こんな、山奥にまでよく人が探しに行ったものです。


もう10年くらい経つのかな。和歌山のK杉さんに、この花が咲いたのを見せに行ったことがあります。
その時に言われたのは、ずいぶんゆったり咲かせているね、雷電系の花だね、といわれました。
K杉さんは、白発泡シートで囲いを作って、光を乱反射させる花の咲かせ場を作っていました。特に紅花の蕾は赤黒くなって、花が開くともの凄い濃紅色でビックリしました。
彼はかなり陽とって、雷電や大弁慶を咲かせていましたので、ガッチリとした花を咲かせていたのだなと思っていました。


今日、五島の蘭友とインスタで遣り取りしていたら、この張安産、花が大きいねなんて、コメントがはいり、
あっ、もしかしたら、この張安産は咲かせ方でなくて、ゆったりと大きく咲くタイプなのかもと思うようになりました。


肥前寒蘭 力王

2021-10-29 20:35:00 | 日記
久しぶりに実家に帰ったら、寒蘭が咲いていました。

久しぶりにしっかりした花だなと思いましたが、舌点が今までにないくらいに出てしまいました。
近年の温暖化で、秋が遅くなったせいかもしれません。





他の花も全て、バッチリ舌点が入っています。


私が見たら、親父が、また来年と花を直ぐに切ってしまいました。


建国縞から建国殿?

2021-09-28 09:48:00 | 日記


こちらは、ルビー根も出てない建国縞です。もう、建国と言ってもかまわないでしょう。
なんか面白そうだから四国山草園主から4年前にわけてもらいました。園の親木はルビー根が1本だけ過去にみたことがあるという程度の建国縞です。(それも、私が気がついて園主にお知らせしたくらい^_^)
私もこの木をあまり期待していない釣り枠の中に、
先日、植え替えの時に、
おや?



おや?



おや?おや?



殿ぽいのが出ているような、
まさかね、建国はたまにこんな思わせぶりな子供を出して、ご主人様を喜ばせてくれるのです。
来年までの楽しみが増えました。





建国縞達 日向ぼっこ中

2021-09-28 09:29:00 | 日記
お彼岸過ぎてから、建国縞達を朝から2.3時間、日向ぼっこしています。


こっちは、羆の青達

こんなのが80鉢近くあります。私などは、まだまだ少ない方で、大ベテラン達はこの倍以上はあると思われます。

あまり出しっぱなしも注意が必要です。いくら丈夫な建国でも、葉が焼けてしまいますから。


こちらは、お気に入りの建国縞です。どれも、一級品ばかりで何年もかけて、少しづつ集めています。
金牡丹の子供は金牡丹ですが、建国縞、建国殿の場合は、子供を生んでも、ほとんどが青ばかりの建国です。
良い建国縞はなかなか出てきません、柄が渋いので、なかなか一般受けしにくいですが、金牡丹、黒牡丹グループと建国グループは、変化を楽しむ富貴蘭栽培の醍醐味を大いにたのしめます。
春はルビー根、秋は柄の冴えを皆さんにも是非楽しんでいただきたいです。