今年の抱負

今年のイギリスの冬は例年に比べてマイルドだ、と良くお客さんとの会話に出てきます。

故郷、青森で寒い休暇を過ごし来たせいもあって余計過ごしやすく感じ有難い事なのでしょうが、
植物の混乱する様子や、各地で起きている洪水の被害を見ると
手放しには決して喜べませんね。


さて本題ですが、

日本に3週間もいたなんてほんと？！って言うくらい記憶が薄れてきております（人ってこうやって物事を忘れて生きていくものなのですね～空目）今回はホームシックも時差ぼけもそれほどひどくはなく、去年よりはすんなり日常に戻れたような気がします。



これは私がいつも寝泊まりする実家の部屋の窓。
いつもよりは雪が少なかったですがやはり寝る時は電気毛布なしでは無理。



絵の上手な父のアートワーク?
”ただ食べるより絵を描いて楽しもう”だそうです。誰かは不明。



昭和の香りがまだ残る昼のスナック街



毎年帰ってきても変わらず向かえてくれる雪景色



雪を見て大興奮冷めやらぬ様子の甥っ子の表情に投げキッスをあげたい、くらいかわいらしい。



父が連れて行ってくれた野性のルッコラ（ロケット）が生えている場所の田んぼのあぜ道



従姉妹と散歩に出たのはいいがあまりの寒さに5分で帰宅した東京へ戻る日の昼



東京行きの新幹線



そして東京に滞在したのは1週間ほどで、ほとんどの時間を妹家族と過ごさせてもらった。
甥っ子とたくさんお話ししたり、一緒にお風呂に入ったり、映画館デートしたり、お絵描きしたり、ランチデートしたり、濃い時間を過ごせてほんと良かったな。
ちょっとずつ英語も教えてみたところ、6才児の脳の柔軟さにびっくり、そして羨望。
挨拶ぐらいは言えるようになったのでこれからSkypeで繰り返し練習していく予定。



そして最後はいつものGrasで。
この時もお世話になりましたね。
こう言うおいしくて暖かくて誠実でいつも行きたくなるようなお店にはこれからもずーっと続けてほしいなぁ。
私たちとオーナー件シェフ件バンジョー弾き？の加藤さんとフロアを切り盛りするかわいらしい奥様のLさんとハイチーズ。
6歳の甥っ子に撮ってもらいました笑



こんな素晴らしい休暇を楽しむことが出来て本当に感謝、留守番をしてくれたRとSushi（猫）、
待っててくれたお客様、その他のサポートをしてくれた同僚にスペシャルサンクスっす。


それで本題（やっと）。


今までは娘のすることに何かもの申したい母親でしたが、今年は何も言われず物足りない気がしました。
天邪鬼ですよね（もちろん私）。
娘に興味が薄れたか、はたまた母も年を取ったのか。
きっと後者かな。どちらにせよとても寂しいものでした。

その母親が、私が東京に戻る前に唯一言った事。
”もう少しゆっくり食べなさい”


はい、これが私の2014年の抱負、というか課題となりました。
早食い、美容師病でしょうか。
消化にも良くないし、健康にも良い事ではないと分かっているのですが、これはまさに習慣ですね。
解決策として、時間がある時は遅くするために利き腕じゃない左手で食べてます。
これがなかなか効果的で、
今年の暮れ頃にはゆっくり食べることにストレスを感じなくなっていたら儲けもん。


2014年、心の書き初めは”遅食い”です。