こんばんは。 …毎回、お付き合いいただきまして、ありがとうございます!
“伸し”の仕上げは、“角(ツノ)出し”の工程です。
コレが終わると、後は、たたんで切るだけとなります!
■ 左右の“角”を、のし棒を“45度”傾けて伸して行きます。<上と中の画像>
※ だいぶ薄くなっていますので“慎重”に進めます。
■ 両方の“角”が終わりましたら、のし棒に巻き付けます。
■ 巻き付けたまま、手前に引き“右”と“左”を入れ替えます。

…今度は、“反対側”の角だしです!
■ のし棒を回転させ、30センチほど送り出します。
■ 手前にもう一つののし棒を置き、生地を巻き付けます。
■ 両方ののし棒を回転させながら送り出して先端を出します。
※ 生地は薄くなっていますから“破かないよう”注意してください!
(再度、“両方”の角だしが終わりましたら“伸し”の工程は終了です。)
…最後は、“たたみ”と“切り”の工程です!
■ 生地をのし棒に巻き付けたまま、伸す方向と90度の左側に滑らすように置きます。
■ のし棒を回転させながら生地を半分ほど拡げて行き、そのまま置きます。
■ 拡げた生地に“打ち粉”を均等に充分振りかけます。
■ 巻いてあるのし棒を少し持ち上げ“同じ回転”で左へ戻して行き、二枚重ねにします。
※ のし棒の使用は、これで終わりです。
■ 重ねた生地の“手前”半分に、打ち粉を均等に充分振りかけます。
■ 抜こう側から、生地を破かないよう注意して手前に引き寄せ四枚重ねにします。
※ この時、生地の先端は“15~20ミリ”、下の生地より向こう側で止めます。
■ 今度は、向こう半分に打ち粉を均等に充分振りかけます。
■ 手前から同じ要領で、向こう側に八枚重ねにします。
※この時、重ね切らないのがポイント。10ミリ位、手前で止めます。
以後は、出来るだけ“細く”切るだけです!

小生は“小間板”と言って、生地の上に載せる小さな板を使います!
…上の画像の左側に映っている“板”なのですが、解りづらくてゴメンなさい。
■ 麺切り台(まな板)の上と、生地の上に充分打ち粉を振ります。
※ 包丁の“離れ”と、小間板の滑りを良くし、切った面に粉を付着させるのが目的です!
■ 切り幅はなるべく細く…、“マッチ棒”の幅が理想です。
■ 包丁は“押し出す”ように切りつけます。
■ 切りつけたまま、若干、包丁を左に傾け小間板を少し“寄せ”ます。(切り幅だけ)
■ 包丁を引き上げるトキは、生地の上まで“確実”に引き上げます。
以上の作業を繰り返し、切り進めて行きます。
※ 切った幅が10センチ位になったら、切った麺の下に右側から包丁を差し込みます。
※ 掬い上げた“生そば”はキッチンペーパなどの上に置き、包んで“保管”します。
※ 繰り返しますが、“そば”は空気(風)に触れるコトを嫌います!
…以上で、そば作りは終了です !!
次回は“茹で方”のお話をして、“教室”を終わらせていただきます。