せんたーぜよ

「こうちけんしんりんそうごうせんたー」の裏山で撮った木の写真などを掲載します

カナメモチの新葉 (2005年4月29日)

2005年04月29日 16時08分33秒 | 常緑広葉樹
 白い小さな花が3日続いたので気分を変えて赤い葉っぱを見てみましょう
 赤い新葉が目に付きます。見たまんまのアカメモチという名を持つ木です。扇の要に使ったとのでカナメモチになったそうです。別名のソバノキは 白い花をソバの花になぞらえたそうです。花はいずれ紹介しようと思います。
 生け垣として使われていますね。赤い葉の生け垣に見覚えはないですか?木の紅葉は秋のイメージが強いでしょうが、春にも起こります。春の紅葉には2つあり、落葉する前の紅葉と新葉(新芽)の紅葉です。落葉前の紅葉も若葉の紅葉も、アントシアニンという色素によって起こります。春の紅葉では、アントシアニンと云う赤い色素は、若葉が成長してクロロフィルを生産出来るようになるまで紫外線から葉を守ったり日光を吸収して温度を上げる役割を持っています。葉緑体の保護という事では、スギの葉が冬になると赤くなることもおなじですね。
 草木染をする時、私はよく使います。季節によって変わりますが、個人的に好きな色です。今日の草木染講座でも使いました。


カナメモチ 別名:アカメモチ、ソバノキ
バラ科カナメモチ属(Photinia glabra (Thunb.) Maxim.)


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