入り口で『何で埼玉やねん』『Johnの少年時代を見たら泣くぞ』『今まで我慢してきたのに』『楽器だってレプリカばっか。Ｊ１６０ならワシでも持ってる』『１５００円？暴利やんけ』とどめは『TVのコマーシャルに踊らされて』という声が頭に響き、引き返してしまった。
わざわざ行って、アホかと思われるかもしれないが、ぼーずがJohnに抱く感情はすこぶる複雑なのだ。もっとも、ここに行ったのは別な訳があった。世界バスケ２００６年、独VSナイジェリア、米VS豪を見に行ったのだ（笑）。なーんだと思った貴方。ぼーずの性格はそこまで歪んではいない。
１点を争う第１試合も面白かったが、アメりカの圧倒的な強さには驚いた。シュートの正確さに加え、大男がイーブンボールに１歩相手より先に入る。豪快なダンクを決めた男が難なく股抜きドリブルで相手を抜き去る。若手中心のどう呼んでもドリームチームとは言えない集団に魅了された試合だった。
贔屓のドイツが勝ったのは嬉しいが、次の相手が悪かった。どう見てもアメリカには勝てそうに無い。バスケ、ラグビーは比較的番狂わせが少ないスポーツだと思っていたが、今回のアメリカは磐石の強さだと思う。優勝間違いなしと見た。（と書いて負けたらどうする・・・なんて思えない強さだった）
気になった点が一つだけある。小学生が結構来ていたのだが、ゲームを見ずに友人と悪ふざけをしているようなのが多かった。最低で５千円もするチケットを買ってもらってなんなんだ？あいつらは。お土産のオフィシャルグッズは買い捲っていたが、欧州の名所で観光もせず、ひたすら買い物に励むバカ女と同じじゃないか。どこかの企業が只券でも配り回ったのだろうか？
