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使い捨て映画

デジカメ全盛の時代になった今、銀塩カメラ(いわゆる普通のフィルムを使うカメラ)を使うのは一握りの変わり者だけだと思っていたが、今でもレンズ付きフィルムと称する使い捨てカメラは健在だそうな。

携帯にカメラが付いている今、誰が買う?と思うのだが結構売れているらしい。パソコンを持たない層が必要とするのだろうか?発売してすぐ、メーカーが使い捨てという言葉に難色を示し、使い切り等という詭弁まがいの言い換えしたことを思い出した。

この使い捨てという甚だゴロの悪いタイトルを付けたのが『エクスペンダブルズ』という映画だった。自らを使い捨て(消耗品)と名乗る傭兵軍団の話で、シュワルツェネガー、スタローン、ウィリスら、そうそうたるアクションスターが登場すると聞いて、つい観る気になってしまった。

10月に封切りになったのに、なんで今頃?と思われるかもしれないが・・誉めるならすぐに誉めている(笑)。多分、ぼーずの2010年金返さんか最悪賞はこの映画に贈られることになると思う。それ程ひどい映画だった。まずA=シュワルツェネガーとB=ウィリスは顔を見せただけと言っていい。

元CIAのエージェントが裏で糸を引く南米の独裁国である島に向かい、独裁者の暗殺を引き受けるというベタな設定で物語は始まった。ここで何を思ったかリーダーのスタローン、飛行艇で下見に出かけるのだ。

大暴れの末、なんとか島を脱出するのだが、これが下見か?こそっと帰ってくるから下見になるのであり、船着き場を大炎上させる火器を持っているのだったら最初から独裁者の官邸を狙えばいいだろう。

彼らを案内したのは独裁者の娘という訳の判らん設定になっている。唯一リアリティを感じられたのはジェット=リー演ずるキャラが強くないところだけ(笑)。細かい所をあげつらうときりがない。とにかく乱暴な造りの映画だった。

スタローン監督の当たり役がランボーだけに・・というしょーもないシャレが頭に浮かぶ。あー見なきゃ良かった。
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