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後を引く心地よい辛さ

本場で食ったことないんだけど、『これってどうかなぁ?試作シリーズ』。最初は勤め人の頃にトルコのスープ?らしきものを土産にもらったことから始まった。製造メーカーはクノールという知ったトコだが、説明書きは多分トルコ語(笑)で英語表記は無し。写真を見る限りスープに見えるがよう判らん。

折角頂いた、しかも高い航空運賃を払ってトルコから持ち帰ってもらったものを無駄にしてたまるか!と吉祥寺にあったトルコレストランに行く。ランチを食べた後に、トルコ人?(多分)の店員に袋を見せ『これ何?』と尋ねた。予想通り、トルコではポピュラーなスープだという。

作り方を聞くと、鍋に袋の中身をあけて水を加えて沸騰後にとろみがつくまで数分間、煮込むということだった。言われたとおりに作ったが、普通に美味いスープだった。これは本場の味と思っていいんだろうな(笑)。これがよー判らん料理を作ることになった発端だった。

今回は辣子鶏(ラーズーチー)という中華の鶏肉辛味炒めに挑戦してみた。YouTubeに結構上がっている料理だが、入っている唐辛子、いわゆる鷹の爪の量が半端ではないので気になったものだった。辛味炒めとはマイルドな表現で、鷹の爪の間に鶏肉が埋まってると言ってもいい代物だった。むろん店で食べたことは無い。

いつものようにいくつかの現地調理動画やレシピをチェック。その中に『辣子鶏は断じて鶏唐の炒め物ではない』というレシピに注目した。これは、はなからWikiの定義・・・鶏唐の唐辛子炒め・・・に逆らっている。Wikiへの寄付はするが盲信はしない主義のワタシにぴったりの忠告だった。

鶏ももを一口大に切り、酒・醤油を加えて一晩味をなじませた。鷹の爪は大袋を丸々使うが、ハサミで半分にカットしてタネを抜いておく。丸ごと入れてもいいが、弾けてタネが散ると激辛になるそうな。ボールに入れたらなかなかの量だ。ホントにこれで大丈夫か??(笑)



まずは鶏腿に片栗粉をまぶし、多めの油を使い低温で炒め、取り出しておく。次に白葱を斜めに切り、ニンニク・生姜の微塵切りと一緒に胡麻油で炒める。葱に火が入ったら中火に落として用意した鷹の爪と花椒(ホアジャオ)粒を加え、焦がさないよう気長に炒める。ネギがくたっとしたら鶏を入れ、チキンパウダーで塩気を加え、良く炒めて完成。

見た目は唐辛子に鶏肉が埋まっている(笑)。美味しく食べるコツは、鶏と葱だけをつまみだして食べ、鷹の爪と花椒は残すことだそうな。この食べ方だとピリ辛ではあるが、人間の食いもんである。唐辛子の香りが鶏に加わり、ビールが進む。多分ご飯のおかずにもなりそうだ。試しに鷹の爪と一緒に食べると・・・口の中が火事になった(笑)。

そうそう、鷹の爪を触った後はすぐに水で良く手を洗う事。その昔、オネーチャンを家に招き、ペペロンチーノをふるまおうとした友人がいた。作っているときはいい雰囲気だったのに、その後激怒したオネーチャンが帰ってしまったそうだ。なんで激怒したかは教えてくれなかったが、多分手を洗うのは忘れていたと思う。               

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