子供頃に読んだOヘンリーの短編に元南軍の将校がもったいぶった手付きで飲み物を作る描写があった。飲み物の名はミント・ジューレップ。カクテルなのだがもちろん子供には酒と判らず、なんか美味そうに思えた。ミントをクラッシュするのだが、潰す程度により味が変わりバーテンダーの癖が出る酒だ。
短編では馳走になった役者が、舞台でこの退役将校の仕草を演じ彼を激怒させたのだが結末が思い出せない。老人ボケかな？このジューレップをバンド名にしたのが田中Nacomiちゃん、酒井ちふみさん、和田八美さんのTrio、Triple Julep。
↑ まずは八ちゃんのソロから。この人キーボードだけでなく歌も上手で･･･おまけに大酒が飲めるという三拍子そろった素敵なミュージシャンです。この日、昼酒してたら隣で飲んでたおっちゃんにナンパされたとか。目が高いぞ、おっちゃん。
↑ ついでサカチー参加。MCはニューオリンズの話。このバンド打ち合わせはFace Bookだそうで（笑）。写真でなく楽譜添付機能が出来たらもっと便利ですな。
↑ 最後にナコミちゃん。トイレには彼女がカトリーヌ支援コンサートを計画した話が貼ってあり、年齢を見て『ちょっとサバ読み過ぎやろ』と思ったら開いた当時の記事だった。すんません。
↑ グラスはツルさんがあみだしたTriple Julepなるカクテル。バーテンダー経験者のツルさんに向かい『上手やねぇ』となにげに暴言を吐くサカチー。ブランデーベースだそうだけど、八ちゃんのだけスピリタスで作ってあります（大嘘）。注：ウォッカベースと書いたら八ちゃんから『ブランデーだった』と教えてもらったので訂正しました。
最後のナンバー『Heyねーちゃん、ツレのねーちゃん（タイトル忘れた）』でメッチャ盛り上げてから、アンコールはRoseをしっとりと聴かせてくれた。ハーモニーが最高で鳥肌モンだった。このまとめ方は凄いと思う。この人達、齢を重ね（笑）だいぶシタタカになってきたなぁ。
※Julepについて昔書いた奴です。お時間があればここへどーぞ。
