クマゼミとは黒い頭でっかちのデブで羽は透明、シャーシャーと鳴き声が派手なセミだ。但し昔は一本の木に一匹いれば御の字。子供にとっては憧れのセミだった。その頃アブラゼミは厭ほどいて、おまけにアホなので手掴みでも取れたが、クマゼミは高いところにいてなかなか取れなかった。
大きく羽が透き通っていて立派な奴をたまに捕まえると誇らしげな気分に浸れた。友人に見せたら『わー、このセミ半分裸やで・・・セミヌード』センダンは双葉より・・・関西のお子さんは、こーやって10歳を過ぎると立派なアホになる。
アブラゼミは取れ過ぎて、家に帰る前に逃がしたりしていたが、クマゼミはちゃんと持って帰った。もっとも歴代のグルメなワンコ達はアブラゼミを捕まえると食べていたが、クマゼミは遊ぶだけだった。きっと不味いんだろうな。そんなもん食わんでも、ちゃんとドッグフードを与えていたっちゅうに。
そのものの数が変わることによって価値が変わるのが面白いと思う。昔は怪しげなビデオに出ている人の中で普通に見えるお嬢さんを高く評価することがあったが、最近はそんな人ばっかりなので価値はないようだ・・って、ちょっとたとえが悪いな、すんません(笑)。
鉄腕アトムで月だったか、火星だったか忘れたが、大粒のダイヤモンドがごろごろしているという話があった。現実にそーなりゃ、ダイヤの価値が下がって面白いんだけどなぁ。あんな石っころが何百万もするって異常じゃないのか?ダイヤを持たん人間には暴落なんぞ怖くもない。まぁ貧乏人のヒガミと考えてもらえれば・・・。
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