Dancing on the B-Road

サッカー中心だけどスポーツ全般。クルマやバイクも。好奇心の向くがままにツレヅレに、を目標にしております。

安倍首相とプロダクト・レッド。

2006-11-30 17:10:05 | 日々雑記
いやァ,読みが甘かった!

 ふと思えば,iPodとボノさんはヒジョーに近い関係にありました。
 確か,HDDドライブ搭載の兄貴分に設定されていたスペシャル・モデル,そのシグネチャーは“U2”でありました。最終節も近いですし,やっぱり浦和とコラボ?とかボケたくなる黒赤のコンビネーションでありますが,これはコレでクールなデザインでありますな。HDDなんで激しく持ち歩くのは不安ですけど。てか,nanoモデルでシグネチャー,作ってくれないですかね?
 それはともかくも。となれば,前回ご紹介したレッド・モデルのiPod nanoだって,スムーズに商品化にこぎ着けられたはず。なるほど!であります。

 で,このことに思い当たったきっかけが,ボノが日本の支援を賞賛、安倍首相は「イケてる」(ロイター) - goo ニュースという記事であります。

 この,安倍首相がかけているサングラス。

 このムーブメントに賛同してくれている,エンポリオ・アルマーニの手になるモノです。彼らはこのアイウェアのほかに,ファッション・アイテムやリスト・ウォッチ,フットウェアを用意しています。

 前回,iPod nanoを紹介する際にも書いたのですが,肩肘張らずに“something good”ができるというのは良いな,と思うのです。

 ごく大ざっぱな言い方をしてしまえば,世界の2/3,多めに見積もれば3/4近い地域は何らかの意味で援助を必要としているとか聞きます。
 もちろん,単純に資金的な援助をすればいいというモノでもないけれど,技術移転をしようにも,そのノウハウを持った人間を招聘するためには何が必要か,とか,必要とされる設備を作るためには何が必要か,ということになると,やはり最終的にはフィナンシャルな部分が重要になってきます。そのためにできることというのは,パブリック,プライベートの別はないはず。
 日本政府も,イロイロなムーブメントの中心にいるのならばもっと積極的にPRして良いと思うし,そういう部分をシッカリと知っていてくれる,ボノさんのようなスポークス・パーソンが世界的に活動してくれることは,ありがたい限りだと思うのであります。

 最後に。“cool!”と確かに言ったんでしょうけど。
 スピリットに対して(ってことは・・・,という推測はナシの方向でひとつ。)“cool!”と言ったんだろうな,と解釈しておくことにしておきましょうか。

ヤンキースが出した端数。

2006-11-29 19:32:17 | スポーツ版雑記
ま,最低入札単位,というヤツがありますからね。


 あんまりクリスティーズとかサザビーズで開催されているオークションなどでは端数での熾烈な争いというのはないような気がします。
 となれば,入札金額が外部からは分からないポスティングでは,なおのこと端数はそれほど意味を持たないのではないかな?なんて思っているのですが,案外端数が面白い意味を持っているようであります。ということで,ヤ軍が応札額で験担ぎ 井川紹介の米メディア(共同通信) - goo ニュースについて短めに。


 それにしても,この記事にあるAPさんの分析は日本的だなあ,と思ったりしますね。ヤンキースが出した端数は,確かに井川のことをシッカリと調査した証ですよ,という見方もあるし,それだけ本気で獲りにいっているんだよ,という意味にもなるかな,とは思うのですけど,「ゲン担ぎ」と言うと何か急に日本的な感じがしてしまいます。


 それにしても,であります。


 戦力流出,という意味でも驚く部分はありますが,MLBでも実力ある球団,その資金力はすごいな,と正直驚くです。60億円に,今回が約30億円ですからね。即戦力を獲るのも一策かも知れないけれど,また引っこ抜かれても困らないために,ファームだったりの環境整備に一定程度投資しておいた方が良さそうですよね。

琥珀(レッド!?)ヱビス。

2006-11-26 16:54:56 | 日々雑記
確かに,琥珀色でありますな。


 ただ,このビール単体を見てレッドと言ってしまうと,ちょっと違うような感じがしてしまうけれど,オリジナルのヱビスビールと比較した画像を見れば間違いなく「赤っぽいですわな」とは言えそうであります。


 ということで,今回はヱビスの新作,琥珀ヱビスのことなどを。


 ヱビスと言いますと,日本市場(と言いますか,メジャーなビール会社)では珍しい,ドイツ的なビールであります。確か,「ビール純粋令」と言いましたか,ドイツではビールの原料として麦芽とホップ以外の原料を使ってはイカン,と公式に決まっているのだそうな。ヘニンガーとかビットブルガー,ヴァルシュタイナーなどのドイツ・ビールを飲むと,“キレ”とか“喉ごし”という言葉よりも“コク”という言葉の方が最初に思い浮かびます。その裏には,こういうルールがあるわけですな。


 ・・・となると,アンハイザー・ブッシュさんちのバドワイザー(現地表記だと“バド”でしたっけか。)がドイツ国内で大々的に販売されていた一時期は,結構苦々しい思いをしていたひと,多かったんでしょうね。とは言え,今年のヨーロッパは暑かったようだし,アメリカン・スタイルのビールの方が呑助さんには良かったりして?
 

 それはさておき。そんな流れを受けている,メジャーとしてはホントに珍しいビールがヱビスであります。





 ヱビスさんちから画像をお借りしてきたわけですが(画像をクリックすると,商品紹介ページであります),ホントはレッド・ヱビスと言いたかったのがアリアリ分かるような感じに思えるのは私だけでしょうか。
 なんてことを言いましたが,私は歓迎しております。魅力的な商品が出てきてくれたな,と思っております。時折しも冬,であります。キレを重視したビールですと,やっぱり「夏の付きモノ」のような感じでありますが,コクのあるビールは,冬の食べ物との相性が案外良いように思うのであります。たとえば,水炊きなんてのも良し。あるいは牛鍋なんてのも良いし,今日は千秋楽でありますがちゃんこと合わせて,なんてのも良さそうであります。


 どうしても,ビールと言いますと「取りあえず」というフレーズが抱き合わせ販売されるケースが多いんですが,ヱビスならば指名買いで美味しい食べ物と合わせてみたいモノであります。

Uボートが教える因果。

2006-11-25 21:23:20 | 日々雑記
当然,リアルタイムで知っているはずもないので,基本的には映画のイメージでありまして。

 クルト・ユルゲンスさんでしたっけか?彼が潜水艦艦長役を演じた『眼下の敵』のイメージが強いんですよね。
 それはそれとして。確か,ドイツ海軍はかなり早い時期から潜水艦を攻撃的に運用していたのだとか。まだ,海戦というと戦艦同士の艦砲射撃,というのがイメージだった時代に,ある意味先見性があるわけですな(ほめて良いことかどうか,という根本的な問題はあるけれど)。

 このうろ覚えの知識をしっかりと裏付けるような話が,いまになって出てくるとは思いませんでしたね。ということで,【こぼれ話】90年前のドイツUボート2隻の残骸を発見=中に艦長の遺骸も(時事通信) - goo ニュースという記事をもとに。

 今回発見された2隻のUボートは,イギリス海軍が敷設した機雷に触れて沈没したようです。当時,Uボートが猛威をふるっていた,という知識をもとに考えれば(また,当時はソナーはなかったと思いますし),機雷を海底に敷設するというよりも,ごく浅い深度に設定していたのかな?などと考えるところです。
 ともかく,触雷によってこの2隻は沈む。

 しかし,因縁を感じるのはここからでして。

 同時に発見された艦長の遺骸。その艦長は,当時のイギリス陸軍大臣であるキッチナー卿を乗せた巡洋艦,ハンプシャーを沈めた機雷を敷設していた人間でもあるのだとか。機雷によって敵を沈めた人間が,同じ機雷によって沈められる。

 欧州的な発想ではないけれど(というか,アジア的なメンタリティを持っていないと思いつかないと思うけど),「因果は巡る」という言葉をどうしても思い出してしまう,そんな話であります。

ドラフトを長野くんから考える。

2006-11-25 16:57:25 | スポーツ版雑記
もしも,野球に降格制度があったら。


 恐らく,このような問題は発生しようがありません。
 しかし,この仮定論はあり得ない仮定論,です。


 今回の問題は,あまりにセンセーショナルな発言が目立っておりますが,そもそもドラフト制度がある時点で,希望球団に入れるわけではありません。


 それに,自分の希望だけでなく,球団サイドの戦力設計も大きな要素です。


 現在の戦力バランスだけでなく,将来の戦力バランス,その変化を考えて,育成・強化計画を各球団は立てているはずです。その計画に合致しなければ,どんなにポテンシャルがあり,そしてその球団に入りたいと思っているひとであっても,獲得には動かないでしょう。これはドラフトがあろうとなかろうと,変わることはないはずです。


 また,大前提として忘れてはならないのは,「プロフェッショナルとして野球がしたければ,ごく一部の例外を除いてドラフトの原則を遵守しなければならない」ということではないでしょうか。「希望球団枠」というのは確かに「職業選択の自由」という観点から重要な要素,という考え方も理解できるけれど,だとしたら,FA取得年限を細かく分けていかなければいけないことにもならないか。


 そもそも論を書いてしまえば,球団そのものが「守られて」います。プロとしての活動ができるのは,12球団だけなのです。下部リーグから昇格するでもないし,当然降格もありません。そんなリーグに,「自由競争」が認められるのかな,と。
 おまけに。弱小球団がよく主張する,なんて言われるけれど,FA取得年限を一気に短縮する一方で,ドラフトは完全ウェーバー制を採用した方が,システムとしてスマートな気がしますけどね。


 ・・・と,いきなり書いてしまいましたが,恐らくおわかりでしょう。長野の監督が日本ハムに謝罪へ(日刊スポーツ) - goo ニュースという記事について書いております。


 確かに,長野君が「意中の球団」として意識していたのは,今回指名してきた北海道日本ハムファイターズではなく,読売ジャイアンツだったかも知れません。しかし,ジャイアンツ・サイドがどうしても獲得したい戦力であったならば,もうちょっと早い段階で(3巡目であったり,2巡目であったり)で指名をしてくるはずです。その意味で,ジャイアンツにとって育成・強化をショート・タームで必要とするポジションではなかった,という見方もできると思うのです。
 逆に,ファイターズは選手としてのポテンシャルを評価していたからこそ,指名に踏み切ったはずです。プロフェッショナルを意識するのならば,自分を評価してくれる球団の話くらい,聞いてもバチは当たらないと思うのです。それに,FA取得年限を経過すれば,(オファーがあれば)他球団への移籍を自分からアクションを起こしてやっていくこともできるわけですから。


 その意味で,監督さんの発言はドラフトの原則や,指名してきた球団の選手評価,そして何より自分のチームにいる選手の実力を無視するかのようなものですから,軽率以外の何ものでもないと思います。プロとしてやっていきたいのならば,憧れであったりを優先させるのも良いけど,自分のパフォーマンス,ポテンシャルを評価してくれる球団を優先させるのがあるべき姿ではないか,と思うのです。


 と考えると,やっと本来あるべき道筋に戻ったか,というのがこの記事を読んでの素直な感想であったりするのです。

ブレーキがブレーキ、だったらしいモノレール。

2006-11-24 19:40:53 | 日々雑記
ブレーキが熱の影響か何かで固着してしまったのか,それとも油圧とか空気圧制御のトラブルで,ブレーキをリリースしようと思ってもリリースできなかったのか。

 いずれにせよ,ブレーキが解除できていなければ,動き出しようがないですよね。しかも,ほかの記事も合わせて読んでみると,ブレーキがアウトになると,次は変速機までがトラブルを発生,しかも非常用の補助輪しか使えない状態で速度も5㎞/hしか出ないために,軌道からトラブルを起こした車両を撤去するのに時間がかかってしまった,ということのようです。ということで,今回はモノレール羽田線、209本運休 工作車が故障(朝日新聞) - goo ニュースという記事をもとに。

 フツーに羽田へのアクセスを考えると,京急線沿線にお住まいの方(あとは,京急線に比較的アクセスしやすい都営浅草線エリアのひとたち)でもない限りは,モノレールをお使いになるひとが多いのではないでしょうか。京急線となると,品川駅で乗り換えて京急蒲田に向かい,そこから乗り換えるわけですから,かかる時間を余計に見込んでおかないといけない。端的に言ってしまって,メンドーですよね。
 ただでさえヒコーキに乗るのに何かとメンドーなことが増えてしまっているのに,さらに余計に時間を見込まなければならないわけですから,本日ヒコーキを使ってビジネス,あるいは旅行に出掛けられたひとは苦労されたのではないか,と思います。
 そのメンドーな状態が半日以上継続してしまったのは,確かに痛いな,と。

 といって,保線作業は運行上の安全性を担保するためには特に重要な役割を担っているし,サボっておけば・・・,などという話ではありません。むしろ,保線車両がどうしてトラブったのか,という部分が気になりますし,再発防止のためにもシッカリと調べておいていただきたいな,と思うのです。

自力と他力が交錯するJリーグ最終盤。

2006-11-23 21:59:33 | サッカー版雑記
シーズンを駆け抜けられるような,圧倒的な強さを見せつけてリーグを制覇する,ってのはひとつの理想でありましょうけどね。

 実際には,そういうわけにはいかないですね。
 そもそもチーム・カラーが違う。攻撃重視だと,攻撃が不安定性を露呈してしまうとチームの持っているリズムが崩れてしまうし,守備を絶対的な基盤としているチームだと,肝心なゲームで「勝ちきれない」という問題を発生してしまうと同じようにリズムを崩すことになってしまう。

 となると,自分たちの勝敗にかかわらず,順位表だけではちょっと見えにくい,力関係のようなものが常に揺れ動いていくようなことになる。先週土曜日は,その振子が1位のクラブじゃあなくて,2位だったり3位のクラブに振れかけているのかな?とも思えるような状況になったのだけれど,今日のゲームでは逆に1位のクラブに振子の動きが戻ってきた。

 戻ってきただけでなく,有利な位置でリーグ戦を戦うことのできる立場を得た。それは当然,埼玉スタジアム2002で「勝ち点3」を奪うことができなければ前提条件すら得ることのできない話なのだけれど,彼らはシッカリと勝ち点3を奪い,反対に2位のチームはアウェイ・ゲームで勝ち点1を奪取するにとどまり,3位のチームは勝ち点を奪えずに終わっているわけです。
 これほど,「自力本願」の要素と「他力本願」の要素が複雑に入り組んだ戦いもないな,と思うのであります。

 そんなフットボールという競技に魅力を感じている(そして当然のことながら,今日苦戦を強いられたチームではなく,首位を堅持しているチームに思い入れを持つ)人間としては,この状況はシビレますね。

潜水艦?で麻薬密輸。

2006-11-21 21:25:09 | 日々雑記
頭隠して尻隠さず,なんてェ諺がございますが。


 頭も満足に隠せないとは,こういうことを言うんじゃあないでしょうかね。


 ・・・なんて,落語家ならば言うのではないでしょうか。ちなみに私は落研出身ではありません。話芸は好きですけどね。さて,2メートルだけ沈む潜水艦が麻薬密輸、コスタリカ沖で拿捕(ロイター) - goo ニュースという記事をもとに,短めに書いていこうと思います。


 潜水艦とは言いますが,写真を見る限りでは「ハリボテ」ですよね。どういう作り方か,は想像する以外にないのですけど,恐らくボートの上面をFRPか何かでカバーして潜水艦のような外観を整え,ご近所さんで調達してきたようなパイプを潜望鏡だったりベンチレーションに使っているような感じです。


 で,気になるのがバラスト・タンクがどのくらいの大きさを持っていたのか(と言いますか,そもそもバラストタンクがあるのかどうか),という点です。
 もともと潜水艦として設計されていないものを無理やり潜水艦にしたのだろうから,ただでさえスペース効率は悪いはずです。となれば,潜水艦のキモであるバラスト・タンクだってロクな大きさではないでしょう。最大潜水深度が2m程度,などと記事では書いてありますが,これだって相当好意的な解釈をして,という留保文言がありそうです。


 ・・・物づくりとしての努力はかいたいと思いますが,その努力の方向性は基本的に間違ってますよね。もっと真っ当な方向で努力していただきたいと思う次第であります。

ダブル・デッカーなA380。

2006-11-20 18:52:21 | 日々雑記
バスよりはマシだけど,新幹線のレベルではない。


 そんな着座環境で,ほぼ半日を過ごすわけです。
 と冷静に考えると,最大の難関がこの着座環境ではないかな,と思っております。


 ビジネス・フライトならば,この心配は「ほぼ」ないでしょう。難関だと思うのは,エコノミークラスの環境,であります。


 たとえば欧州路線ですと,冒頭にも書いたようにほぼ半日を過ごす場所です。けれど,シートの大きさもそれほど確保されてはいないし,レッグスペースにしてもそれほど大きく確保されているとは言えません。ともすれば,高速バスのレイアウトの方が圧倒的に快適ではないか。そんなレッグ・スペースしか確保できないわけだから,当然リクライニング角度だって大したことはありません。加えて,静電気バリバリのブランケットがおともでは,安眠など望むべくもない。結果,私の場合はペーパーバックだったりを読みながら時間を過ごすハメになるのです。


 ・・・オフ・シーズンだったら,3席独占で思う存分横になれるわけですが,それはそれで各方面への根回しにメンドくさい部分があるし。そういう私のワガママを,このヒコーキは解消してくれるんではないか,と期待しているわけです。


 ということで,総2階超大型ジェット機「A380」、成田に初飛来(朝日新聞) - goo ニュースという記事をもとに。


 今回このヒコーキがNRTに来たのは,ボーディング・ブリッジにスムーズに接続できるかどうか,とか,給油体制など,運用開始に向けた実地調査の一環のようであります。


 さてこのヒコーキ,標準的な3クラス・レイアウト(ファースト,ビジネスにエコノミーですね。)を採用すると,555席アロケートできるのだとか。案外少ないかな?と思ったのですが,その分ひとりあたりのスペースは大きくなっているわけですから,歓迎すべき話かなと感じます。また,エアバス・ジャパンのサイトを見ると,床下フロアにビジネス・センターやバー・ラウンジなどをオプションで設えることができるそうで,確かに快適そうな感じがします。


 となると,各エアラインが費用対効果をどう見るか,という部分が大きいのかな?と感じます。航続距離だけを考えると,双発機でも十分に太平洋路線や欧州路線を飛べるだけの能力を持った中型機,777がベスト・セラーの地位を確立するなど,中型機へのシフトが進んでいます。また,クラス分けにしても,ファーストをつぶして,ファーストとエコノミーの2クラス・レイアウト,また,ファーストを縮小してアッパー・エコノミー(エアラインによって表現は異なるようですが。)を加えて4クラス・レイアウトにするなど,いろいろな工夫がされています。
 その流れと,A380がどうリンクしていくのかな?と考えると,ちょっと興味深いですね。一番最初にA380が納入される予定になっているのは,シンガポール航空だそうで,彼らがどういうレイアウトの機体をリクエストしているのか。ちょっとした試金石と見ても良いような気がしますし,JALやANAも現実に引き渡された機体や,その機体を利用したお客さんの意見を注意深く見るつもりだろうな,と思ったりします。


 ・・・CPも大事ですけど,あと何㎝かレッグ・スペースを広げてくださいませ。小さなディスプレイで快適性を引き上げました,なんてこと言ってないで。A380への機体はそのまま,いまのエコノミーに対する不満の裏返しだったりしますから。

自動昇格争いへ。

2006-11-18 19:33:56 | サッカー版雑記
・・・厄日だぜ。高校ラグビーも代表権が持って行かれちまうし,鬼門は破れねェし。

 そりゃあ勝負事ですから,勝ちがあれば負けもあるわけで。
 ですけど,こう重なってしまうとさすがにヘコみますですな。

 とまあ,私が追いかけているクラブ,そして自分と縁のある学校はどうも「めぐり合わせの良い日」ではなかったようであります。代表権を獲れなかったのはさすがにショックがでかいけど,クラブの方はこういうゲームはサッサと忘れて次節に向けて集中していく,と。

 そして,そんなトップ・ディビジョンへと昇格するためのレースがいよいよ最終盤であります。ということで,横浜FCが首位に浮上 昇格圏内の3チーム決定(共同通信) - goo ニュースという記事をもとに書いていきます。

 この見出しにもあるように,今節首位へと浮上したのは横浜FC,柏が2位につけ,僅差で神戸が追っているという展開であります。今季は比較的ディビジョン2のゲームを見に行く機会があったのですが,圧倒的な攻撃力を背景にディビジョン2を走り抜けるようなチームはないような感じです。むしろ,守備面での安定性を強く意識した戦い方を強く意識し,そして「その先」を意識した戦い方をしているチームが増えてきているな,と感じます。
 逆に,目先の勝利を意識してシステムを頻繁に変更しているチームは,戦力のボトミング・アップがうまく行っていないような感じもします。

 その意味で,今季は「安定性」がキーワードになるのかな?と思いますね。

 まだ,最終節までには時間がありますし,このスタンディングが維持されるかどうかも未知数であります。いよいよ,「安定性」だけでは順位を維持できない,爆発力であったりさらなる加速を求められるようになってきます。そのときに,エクストラを持っているのがどのクラブなのか,という視点も面白いのではないでしょうか。