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イルカ

2017-06-03 14:11:49 | お話
⑦🐬🐬イルカ🐬🐬


男たるもの…

女たるもの…

世の中には様々な「こうすべき」が満ちており、

先人たちが築いてきた価値観やルールは、

時に人への悩ませる。


🐬いるか🐬

水族館のイルカショーで、イルカは空中にある輪を軽々とくぐる。

イルカのジャンプは最高で8メートルにも達する。

このジャンプには3つの目的がある。

1つは、求愛のため。

2つ目は、遊ぶため。

そして、

3つ目は、古い皮膚を落とすためだ。

イルカの皮膚は、ゴムのようにツルツルしており、

驚くべきことに、この皮膚は2時間に1度生まれ変わる。

イルカは1日に何度もジャンプをして、

その衝撃で古い皮膚や身体に着いた寄生虫を落とし、

ツルツルした皮膚を保つ。

美容目的ではない。

水中でも水の抵抗を受けずに早く泳ぐためである。


イルカ教えてくれる。

「高く飛べ

そして、古いものを捨てよ」

心が縛られ、がんじがらめになったときは、

イルカのジャンプを思い出すといい。


🌸「いじめ」は生物の本能か否か🌸


イルカは水族館の人気者でグッズなども多く、保護活動も活発な人気の動物だ。

いつも笑っているような口元や、トレーナーの指示に従う従順な様子を見て、

温厚なイメージを持っているだろう。

しかし、イルカにも意外な一面がある。

イルカは高い知能とコミニケーション能力を持ち、

人命救助のエピソードで知られるが、

意外なほど凶暴な動物でもある。


イルカの知能は確かに非常に高く、脳における大脳の割合が人間とほとんど同じだ。

人間がいなければ地球の支配者になっていたのではないかとも考えられている。

しかし、知能が高いからなのか、時に非常に残酷な面も見せる。

というのは、イルカはストレスや不満を抱えると、

自分より小さいイルカをいじめて、

跡(あと)が残るほど強く噛み付いたり、

精神的に追い詰めたりする。

他の動物にもよく見られる1対1のいじめだけではなく、群れで一頭をいじめるケースもよく見られる。

いじめをする理由はストレスの発散だけでなく、

「力関係をハッキリさせる」

ためや

「遊び感覚」

といった理由も考えられるが、

いずれもいじめを受けたほうのイルカは、

体重が減少したり、

胃に病気を抱えたりしてしまう。


いきすぎた遊び感覚でいじめられ、

傷つけられた赤ちゃんイルカが浜辺に打ち上げられるケースも観測されている。

また、自分たちの主張を通すために集団で他のイルカを遅い、

血みどろの闘争に発展する様子も報告されている。


特に狭い水槽の中ではよくいじめが起きる。

それだけイルカがストレスを溜めやすいということもあるのだろう。

人間でも、学校や社会など閉じ込められた小さいコミュニティーの中では、しばしばいじめが起きる。

このいじめによって弱い個体が淘汰され、

群れ全体の安全が保たれるという考察もあるが、

効果を発揮しているという裏付けはない。

同じく知能が高いことで知られる霊長類の中には、

チンパンジーのようにイルカや人間同様いじめの多い動物もいるが、

ゴリラやボノボのように温厚であまりいじめの起きない動物もいる。

つまり、知能が高いことと残虐性を持つことは必ずしもイコールではないのだ。

種全体で見たときに、いじめは同種の個体を減らすデメリットの大きい行である。

ゆめゆめ、いじめを起こそうなどと考えてはいけない。


🍀イルカの豆知識🍀


・人類の次に知能が高いと言われている。

・異なる場所に住むイルカ同士は、鳴き声に方言がありコミュニケーションがとれないが、

その両方と会話できるバイリンガルのイルカもいる。

・脳を半分ずつ眠らせるので泳ぎながら寝ることができる。

・フグ毒で薬物中毒(トランス状態)のようになるイルカがいる。

・頭が先に出ると溺れてしまうので、赤ちゃんは、
すべて逆子(さかご)で生まれてくる。

・イルカとクジラ(ハクジラ)は大きさしか変わらない。

・バンドウイルカには個体ごとに名前がついていて、
母イルカが子イルカを名前で呼んだりする。


(「LIFE 人間が知らない生き方」麻生羽呂、篠原かをりさんより)

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