辻総合研究所ーTsuji Consulting

パリと東京を中心にして素敵な出会いや、いろんな地域の暮らしや文化、経済、新しい夢に向かっての動きをお伝えします。

A NEW CERAMIC of Mrs Sanae KONDO, ECHIZEN, FUKUI, JAPAN

2014-10-22 16:00:54 | Weblog
WE are currently working for preparartion-exhibition international in Hungary, at Budapest.

It will be held from 5 Novenber 2014.

I would like to introduce a new ceramic of Mrd Sanae KONDO, ECHIZEN, Fukui, Japan.

It has arrived recently for the International Exhibition.


She wrote like this about the caracter of the ceramic work.

She tries to imitate the shape of the CHASEN、by baking in a wood oven for four days. Chasen is one of the tea ceremony used for the preparation of powdered green tea in Japan.

And how about the artist's perspective ?

The answer is like this.

The artiste appreciated the beauty of an old chandelier and saw a similar beauty in the curved form of the CHASEN. She wanted to express the ductility of the bamboo and the beauty created in the curved form of the vase.

If anyone is interested with this beautiful ceramic work, please do not hesitate to contact me by email (hidekot918@gmail.com).

I am currently in Paris. I am going to Budapest, Hungary on 4 November and I will be back to Paris on 7 November.

You can see some Echizen Ceramic works at Discovery Japan, 12, rue de St=Anne, 75001 Paris. The Artistes are Mr. Nobuyasu KONDO, Ms Satoko SHINDO. This shop was called before " BUKIYA".

See you soon.

Hideko TSUJI


越前焼―動物

2014-10-08 17:01:19 | Weblog
 越前焼の作家の中に、動物が好きで、動物に囲まれていると幸せという大屋宇一郎さんがいる。
そのアトリエにお邪魔してみると、とにかく楽しい雰囲気なのだ。笑いがいつもある家庭という感じなのだ。
本人は、非常におおらかで、もちろん緻密な仕事になるから神経も細かいと思う。

 パリでの展覧会で、送られてきたものを開けて、初めて大きなシマウマに出会った。
アトリエの中では小さな動物が大きかったため、驚いてしまった。台の上に載せてみるとそれなりに落ち着く。

 パリでの7区でした時は、台の上に載せた。日本文化会館でした時は、そのまま床に置いた。外から見ると目線が下になるのだが、中に入るとそうでもなかった。少し下に見える。

今までにとった動物の越前焼を紹介しよう。

すべて,大屋宇一郎さん一家の、風来窯の作品だ。





 



フランス人の自由な陶器の使い方

2014-10-08 12:56:08 | Weblog
 パリで、展覧会をするようになって、お客様が送ってくださった1枚の写真がある。
花を担ぐ象と花瓶だ。2つ買って下さったのだが、両方ともリビングルームにオブジェとして飾ってあった。なんであろうと、買えばもうどう使おうと自由だ。大皿を買ったお客様も、飾ってあり、毎日それを眺めると幸福な気持ちになるとおっしゃっていた。作家に伝えたが、作家としては、花瓶を創っても、フランスでは、違った風に使われるという具体的な例だった。

 その場合、日本では、一輪挿しとして使うのですよ、と押し付けることはできないと思うようになった。使うのは買った人が自由に使えばよいということを友人から聞いて、日本ではこう使っていますというのをやめた。

 家の構造からして全く違う。木造ではないし、椅子の生活だ。床の間もないし、座る習慣もないのだ。

 生け花をやっている方なら別だが、一般市民を相手に、越前焼を知ってもらうためには、売り手も想像力が必要だ。

 ただ、好き嫌いはどこの国でもあるが、フランス人は横長よりも縦長の作品を好む。この場合は、花器を言っているのだが、縦長の花器はすぐに売れた。その後、日本文化会館へ行っても売れたのだ。

 陶器の動物はまた違う。一番人気があったのはシマウマだった。次の人気者は、花を担ぐ象だ。
 売れたのは、象だった。これには価格との関係がある。

 また国際比較をしてみるのも面白いと思う。