辻総合研究所ーTsuji Consulting

パリと東京を中心にして素敵な出会いや、いろんな地域の暮らしや文化、経済、新しい夢に向かっての動きをお伝えします。

パリの普通の人たちのファッション

2014-06-28 07:47:52 | Weblog
 今年で、パリに住んで20年になる。途中、英語圏での仕事があったので、数年は留守にしてきた。だが1年に1回は必ずパリに帰ってきた。アパートがそのままにしてあったし、フランスの滞在許可証の関係で個人の住所が必要だったことと、博士論文のための資料がたくさんあり、また国連関係の仕事があり、その資料が山のようにあったから、小さな部屋にすぐに移るということがなかなかできなかった。

 最近街を歩いて気が付いたことは、例えば昨日は、朝は涼しく、冬のようなジャンバーやレインコート、あるいは、CAFEで隣に座った方は、男性で、セーターを着てマフラーをしていた。昼間になると、太陽の日差しが強く、よく見てみるとタンクトップ、Tシャツ、夏のブラウスの上に何か羽織っていた。黒がやはり多い、黒のスラックスに上は白のブラウス、その上に上着、黒の上着か紺の上着、丸首白のTシャツに白と黒の混ざったような上着を来ていた薬局で働く女性は、下は黒のスラックスだった。

 年配の白髪の女性が、赤のジーンズとピンクのシャツを着てメトロやバスに乗るのは、なんとも愛らしいというか、高齢者でも、買い物をする時におしゃれをしているのは年配の女性が多い。
 日本と全然違うなと思う。

 私は、最近は下は必ず黒のスラックスに上は、いろいろな色のブラウスや、シャツなどを合わせてカラフルにして、何か一つだけ、例えばネックレスなどを付けて出かける。ありったけのものを出してきて、毎日色を変えて街を歩いている。

 夏用のスカーフを首に巻いている人を朝、夕に見かける。昼間は暑いが、朝夕は涼しい。天気が変わりやすいのがパリの特徴だ。

 それぞれの黒、2000種類あると聞いた黒の色、材質でも黒は大きく変わる。私は黒が大好きだ。クラシックであり、シックであり、
落ち着いて見える。でも印象は強いから、性格が弱い人がくろを着ると色に負けてしまうと思う。

 写真が撮りにくいので、写真は取れないが、肖像権の問題になってしまうためだ。

 私は、仕事の場合、最近のアートの仕事の場合は、国際機関と違って、黒のスラックスに、模様が入った黒のスカートの上にピンクのシャツや、黄緑色のチャイナ風のシャツや、シンプルなTシャツや、ベージュのブラウスなどを合わせてきている。赤のブラウス等も着る。

 グレーのとっくり型のシャツなども着る。

 今日は17度と涼しい。何を着て、16時半からのシャンソン教室へ行こうか考えている。そのあと、19時からクラシックコンサートが画廊であるため、そこで練習をするのだが、コンサートに残るかもしれない。

 足に赤のマニキュアを塗ったので、それが見える靴を履いて出かけようと思う。安いものを探せばパリで見つかることに気が付いた。

 

 
 

Fete de la Musique (フランスの音楽祭)

2014-06-22 15:31:39 | Weblog

 今年の音楽祭は、去年と違って外出した。7区に住んでいるため、7区の区役所からの案内で、夏ー連帯ーというパンフレットをもらったため、最初のプログラムが、ジャズコンサートだった。シャン、ド、マルスという大きな公園が、エッフェル塔の下に広がり、7月14日のパリ祭には、花火を見る人でいっぱいになる。通訳ガイドとしての仕事をした時、花火が見たいということから、一度だけそこへご案内し、寝転がってエッフェル塔を見るのが良いそうですよ、というとお客さんは本当に、寝っ転がって、これはいいね!といわれた。見上げるとエッフェル塔が良く見える。

 昨日は、69番線のバスに乗って終点まで行き、そこで降りて、少し歩いても、音楽のキオスクというのがみつからない。
お土産屋さんに聞いても、そこは違うといわれるし、警官に聞いたら、もう少し歩いて左のほうでもう演奏がはじまっているよという。

 歩いて歩いて、やっと、家のようなところで、屋根はあるが、柱もついているところで、ジャズらしきものの演奏している人たちに出会った。そこで、きいてみたら、ここだという。キオスクというと新聞や雑誌を売っているところかと思ったら、演奏する場所だった。

 太陽の日差しが強い。上着を脱ぎ、半そでになって椅子に座り、聞き始めた。7区の音楽学校へ行っている人たちが演奏し、後でジャズグループが演奏するという。

 とても若い人たちを見ること自体が、私には珍しく、高校生のように見えた。とにかく、始まった演奏はビートルズやローリングストーンズだった。懐かしい曲ばかりだった。LET IT BE などだ。ジャズではないがとにかく楽しかった。暑かったが、風が吹き気持ちが良かった。

 その後、ジャズグループに代わり、本格的なジャズだった。これもよかった。16時前から17時半には終わった。

 それから、シャン、ド、マルスの後援の中を散歩し、太陽を避けて、木々の中を散歩していると、走っている人が多かった。

 されぞれの服装で、もうすでにバカンスが始まったような気になる。早い人はもうすぐバカンスに出発し、7月から8月までは大体の人がバカンスを取る。フランス人はこれは権利だと思っている。実際に5週間の休みがある。一方、9月にバカンスを取る人は、混雑している場所が嫌いだとか、すいているほうがいいとか、海も9月がいいとか、山もそうだ。それぞれの勤務形態に合わせてバカンスはとることになっている。

 アソシエーションも閉まってしまう。パリ市経営の運動や体操や、音楽等の口座も閉まってしまう。前に私が通った太極拳も6月末で終わりだ。


 アフリカンダンスは前にしたが、肩と腕が上がらない病気になってからは、去年後半からはすべてのスポーツ、太極拳を辞めた。アフリカンダンスもやめた。シャンソンだけを続けている。シャンソンも7-8月は休みだ。


 図書館はあいているので、今ならもう6週間借りられる。そのため、先週に聞いたゴスペルに関心を持ち、それに関するCDを借りてきた。
パリにいるパリジャンにいろいろな機会を与えるのがパリ市だ。プログラムがあり、展覧会もアルジェンティンタンゴもあった。

 バスは87番線に乗り、SEVRE-BABYLONEで降りて、歩いて帰ろうとしたら、ボサノバを歌っている歌手がいた。家の近くのチョコレート屋さんの前で、チョコレートを配っていたので、私もいただいた。おいしかった。ラウパイーユ通りでの音楽祭だ。その歌手は、私の知っている歌も歌い、ゲンズブールの歌だった。好きな歌だったので少しの間楽しんだ。ギターを演奏する人と2人で組んで、音楽祭をしていた。

 
 帰りはバス停を見つけるのに苦労したが、やっと見つけて、バスの乗った時はほっとした。歩いて帰れるが、あまり帰り道をしらないのだ。きいたことはあるのだがあるいたことはない。友人で、早く歩く人がいて、一緒に歩くと私はいつも走らないといけないのだ。私には長い道のリなのでバスに乗って帰った。

 家に帰り、充実感でいっぱいになった。やろうと思ったことをやったのでうれしかったしとても楽しかった。

 エッフェル塔もすぐ近くからみあげた。高いなーと思った。

 また来年も来ようと思った。今回写真は撮ったがうまくアップロードがいかないため、ここにはUPができない。