辻総合研究所ーTsuji Consulting

パリと東京を中心にして素敵な出会いや、いろんな地域の暮らしや文化、経済、新しい夢に向かっての動きをお伝えします。

東京日仏学院とフランス留学

2007-07-07 01:09:18 | Weblog
昨日、仕事でいったセミナーで偶然にある在日16年のフランス人とであい、シャンソンのことで話がはずんだ。愛は死よりも強しという内容の歌から始まった。

パリの話題になり、シャンゼリゼ、コンコルド広場のこと、私が仕事をしたUNESCO,NHK,JICA,ソルボンヌ大学、ILERI(国際関係学院)、博士号のこと、10年カード、滞在許可証のこと、自由職業者のこと、今問題になっている税金申告、社会保険のことなどを話した。

市谷の東京日仏学院の近くに住んでいるときき、鮮やかに思い出がよみがえった。
日仏学院での通信講座、論文のコースを受け、満点をとったとき(20Sur 20ー20点中20点、フランス人教授から、このまま日本にいたら、自己満足に終わるかもしれないといわれ、自分の力をためすためにフランス留学を決めたこと、留学前のあのころ、フランス語を学ぶことは、人生そのものだった。喜び、悲しみ、怒り、涙、楽しみだった。情熱であり生きがいだった。その情熱を思い出した。

わたしにとって、フランス語へいくまで全身全霊打ち込んだフランス語学習とフランス映画、歌は、青春であり、人生そのものだった。そのころ、わたしは、朝から夜までフランス語を独学し、日仏学院の通信講座を受講し、中級文法からじっくりと学び、最後は、論文コースにはいり、三島由紀夫の死生感、サルトルと三島の比較論、バカンスの効用、メヂア、フランス文学、詩、ランボー、ヴェルレーヌ、ボードレール、映画、シャンソンもフランス語で毎週テーマがあり、16ページ書くのだが、そのころは、日本で入手できる辞書、仏仏辞書はすべて使った。
Petit Robert,
Petit Littre,
Grand Larousse, Petit Larousse, Littre などが私の辞書だった。

フランスへ行く前にお願いし、東京日仏学院の担当教授から推薦状を書いてもらった。


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1 コメント

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フランスと辻さん (海老ちゃん)
2007-07-20 12:25:12
どれほどフランスが辻さんの一部になっているかが

伝わってきました。文化経済研究所も始めたのですね

凄いですね。新しい刺激が何よりの良薬になり

ぜんそくが良くなるといいですね。
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