エデュパな日々

受験指導20年のカリスマ講師が
理数系受験個別教室を開設
新たな挑戦が始まる!

天職

2021-06-13 23:20:32 | 教育
受験時代は麻雀に明け暮れ3浪の末、日大医学部入学。
天皇陛下(当時)の心臓バイパス手術を執刀し注目を浴びた。
氏の著作は何冊か読んだが、最新刊が3月に出て即購入。

学歴的に医師家系のように思われがちだが、ご実家は燃焼商で苦学の末に大学を出た。
その後、民間病院を渡り歩いて手術の実績を積み上げたのち、昭和大学→順天堂大学(現職)と歩む。
国公立有名大学に牛耳られている学会と過去の出身病院への是々非々の評価、今時の学生に対する歯に衣着せぬ批評等々、少なくない敵を作ってきた(それを気にもとめず?)のだろうと心配してしまうが、それを吹き飛ばすのに十分な実績がある。
人の3倍働くことで成果を出し続けた。人の3倍の手術数を誇り、陛下の手術でそのお人柄に触れて以降以後、緊急の手術で助けられる人も漏らさず救うべく、食事中のアルコールも絶っている。
教授を退任してもなお現役医師を続ける選択をし、常に新しい医療、術式に挑戦する。

強烈な負けん気と根性を感じさせる氏の言葉は令和時代の若者にはどのように伝わるのだろう。
帯の「50代60代こそ、心を燃やせ!」の台詞が昭和な私には、ドスンと響くのだけど。

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気になる

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気になるなぁ