
今日いいことがありました。
とってもいいことです。
3年前、農業を始めてから一番うれしいことだったかもしれません。
ぶろっこがたくさんなりました。そしてそのうちの80個は、直売所へ出しました。いいものも、少し規格外のものもありました。
昨夏、異常の猛暑で苗がまったく育たず、生育も不良で今シーズンの前半は悲しい成績が続いていたので、嬉しさ何よりです。
普通に合格の大きさと言われる直径13cm以上の大きな玉が、57個。それより小さかったり、形がおかしな玉が10個、特大の玉が13個。
それぞれ、200円、180円、210円の値を付けました。すべて税込みです。
この時期にしてはいい価格だと思います。信頼のできる他のスーパーで標準より、少し小さいものが278円で販売されていましたが、わが直売所では1週間前には150円だったのが、天気がよくなると同時に玉が成長してきたのに合わせて、値付けも少しづつアップしてきたのでした。
この時期、いつもブロッコリーの出荷は減ります。今年は特に春先に寒波が襲ったのが要因か、ここ数日は2人、もしくは私だけ出荷の日が続きました。
その上、今日は直売所の駐車場で会った生産者から、「あらこの時期にブロッコリー、珍しいねえ」とお褒めの言葉をもらったり、お店の直売担当のパートさんに「今日はまだ、一個も出てないのよ。ありがとう」と、礼を言われたのも少し価格に影響したかもしれません。
それでも、今日は最高を220円、主力を210円にしてみようかと思っていたよりは自重をしたのでした。
ところが、価格のバーコードを貼り終えて、さあ、帰ろうとしたとき、事件は起こりました。
私の並べた隣にパートさんが、わたしのより、すこしだけ小さいブロッコリーを並べ始めました。K地産との表示。この直売所は県内一円から出荷されているので,、トラック便が届いたのでしょう。しかもコンテナ3個分ですから50個くらい。そして張られたバーコードには150円!の表示。
ありゃあ、これはいかん。ちょっと調子に乗りすぎたかな。これはこのぶろっこが、売り切れるまで、私のは売れないかもしれないなあ。しかも今日は木曜日、週のうち最も販売が少ないとい言われる日。ただ、ほかに出荷する人が少ないので、できるだけたくさん持ってきてと言われ、頑張ってきたのでした。
思わずバーコードを貼りなおそうかと思ったくらいでした。みっともなくなるので止めましたが。
過去にも数十個売れ残った木曜日があったのも思い出しました。
でも、仕方ない。残ったら今後の教訓にしようと思って、お店を後にしました。
さて、結果やいかに。
結論から言うと、よかったです。
スマホの売上配信サービスによると、開店(9:30)後、11時までに18個、12時までに27個、14時までに62個、16時までに80個が完売したのでした。
K地のトラック便はあまり影響しなかったのでしょうか。
それにしてもほっとしました。うれしくて、感謝しました。お客様とお店に。
今日はほかに、JAの集荷場に出荷したものもありました。こちらのほうが数は多いのですが、価格は市場で決まる卸値なので、直売所の小売りに比べれば価格はだいぶ下がります。時には半値ぐらいの時もありますが、安定出荷には都会行きの、集荷場出荷が主力です。(ちなみに直売所もJAです)
ひょっとしたら、もしかしてひょっとしたら。
形の悪いものは少し大きい袋に2個入れて、他と同じ価格。
同等品でも特別の当たり商品(価格)を入れたりしているーなどで名前を憶えてもらっているのかな、などとかんがえることもあります。
でも、いかんいかんうぬぼれは。
自戒です。
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