晴耕シ 雨読書ク

農業と文章、大事にしたいです。この2つで友達できるのがうれしい。

農業と読み書き、農業とお金 9/26

2024-09-26 01:34:49 | 日記

 

 

まいった。実に参った。

定年帰農、3年で軌道に乗る予定だった。ところが、

今年産秋冬採りブロッコリーの現時点の状況は、よく見積もっても30点ぐらい。ほんと参った。困った。

理由はわたくしの未熟さが大半かもしれんが、やはりこの暑さに負けてるというのが正直なところ。



当初予定では、1年目は準備とお試しで40点ぐらい、2年目は少し慣れて60点ぐらい、そして3年目は80点ぐらいみたいな目標を立てていた。

結果はその半分くらい。特に今年に至っては第3段々、第4段の種まきはほとんど壊滅状態。

まず、暑すぎて芽が出ない。これは当初ハウスで芽出ししていたものを、小屋内で段積に、上のトレイに蓋をかぶせて真っ暗にすることで温度と日光を遮蔽。これで解消した。

 



ところが、今度は芽出ししたものをハウスに並べたとたん、翌日には、半分ぐらいが消えている。

たぶん焼け焦げだ。これは小屋内から急な日光に当たったことで、ぶろっこが変化に耐えられなかったのだろう。それで行ったのが、段積みで暗くしていた苗の芽が出たところで、平積みにし、小屋の中で明るさにな慣れさせること。これで解消した…と思っていいたらこれでも厳しい。それでとった策は、もともとハウスには寒冷紗をかぶせて遮光をしていたのだが、もう一つハウス内の肩の高さに、さらにもう一枚黒の寒冷紗を張った。これで何とか今はなっているようだ。

 



さらに早朝にハウスに出していたもの夕方に変更したことで、ゆっくり一晩かけて気温と日光対策をとることにした。

これらの対策は、もちろんJAの営農指導員やほかの方の助言のおがげだが、今年はホントこれまで以上の対策ばかりだった。でもこれで今後うまくいくかどうかはわからない。

 



今は最初の当初の8月より気温も下がってきているので、来年の8月はどうだかわからないのだ。

もちろん苦しんでいるのは、私だけではないみたいだが、…。わからない。あまり聞きたくもない。

さて、これまでうまくいかないのに、これからどうするか。



結論は、やっぱりやろう。幸い少し涼しくなってきた(9/25現在)し、当地はもうしばらくは30度超えが続くみたいだが、ぶろっこの葉っぱにも少し変化が出てきた。元気な様子が出てきた。大きくなってくれ~~。

 

それに、これだけ、季節がずれてきたら、これから育成適期になるかもしれない。もちろん今度は寒さが来るのは、苗にとっては早いかもしれんが。

 

ということで、ずいぶん長いこと文章が書けなかった。書きたくなかった。

悪いことばかり、愚痴ばかりになりそうで、何より、失敗ばかりを公にしたくない気持ち、からだ。いいことを書きたいもんね。

 

でも、いいね。愚痴ばかりでも、いいかもしれん。

正直に進んでいこう。

何より、毎日動いていないと、面白くない。びょうきになってしまう。

 

お金も欲しいが、もっと欲しいのは農業を好きになること、書くことで元気になる自分だ。きっと。

話は全然違うが、大谷翔平がなんであんなにうまくいくのか。

きっと何かある。才能だけでない何かが。技量以上の生き方にお対する姿勢が、考え方が、なにかある。

私にはわからないから、だれか教えて。

 

亡くなった隣のおじさんが、退職してぶろっこづくりを始めた自分を見て、言った。

「3年は我慢せんといかんぞ」

今年がその3年目だ。