私の周りの農業者には機械好きな人が結構多い。
もう亡くなられたけれど、超大型の重機を運転される方もいて、その息子さんも超、機械好き。
「僕は、農業好きだけど、機械でするから、好き」と断言するくらいだ。
彼が偉いのは、自分の農業機械だけでなく。集落共同の機械も面倒見てくれること。油をさしたり、簡単な修理をすることはもちろん、人が使っている例えば、コンバインの音がおかしいよとか、そんなことまで面倒を見てるれるし、ひとりで作業している人が困っているのを見ると進んで手伝いに行ったりもしてくれる。自分のコンバインをもっていって2台で収穫作業をするような。
話は違うが、本日私も畦塗機を使った。共同作業用に集落で購入したものだ。以前にも使ったことはあったし、作業も結構難し。しかし、私にとっての一番の難点はトラクターに畦塗機というアタッチメントを接続すること、取り付けること。
何度しても覚えきれない。なんでだ。
今日もたまたま、同じ作業をするというN君に教わって機械の接続をした。
そして少しわかった。一番の違いは機械が好きなこと。機会を大事にすること。共同で作業するような形だったけれど、「最後の機械洗いはうちでするよ」と言う。使う前から機械洗いを考えているし、大事にしている。途中でピンが折れて、故障した時もちゃんと修理の準備もしている。私にはお手上げのことだ。
やっぱり一言でいうと「機械が好き」。機械に愛着と愛情がある。
お陰で、今日も私の作業もはかどったし、少しは接続方法も分かったつもり。
でもまだまだ愛情は足りないなあ。
※写真は畦塗機を使った畦ができた後。