MS「多発性硬化症」と共に生きる

難病の「多発性硬化症」患者です。家での映画鑑賞とガーデニングが趣味でです。薔薇が好きになり信仰に支えらながらの毎日です。

ジグソーパズル

2023-08-28 17:58:22 | 趣味

そんなにしょっちゅうはしないが、趣味の一つにジグソーパズルがある。

好きな絵柄があると買い溜めてしまうので、一つ片付けようと思った。それは「薔薇の誘い」という500ピースのものだった。久し振りだったので1,000ピースはちょっとしんどいかなと思ったからだ。

やりだすと意外に難しくて、いつも訪問看護師さんが少しの余った時間で手助けしてくれるのだが、今回は手を出さなかった。それは、薔薇の赤、と葉っぱの緑、と空間の白、のほぼ3色で構成されていて、思っていたより難しかったからだ。

やりだすと止まらない。夢中になる。それは無我の境地でいいのだが、反面全てのことを放り出して…ということにもなる。

でも終わらないなら宿題がずっと残っているようで気持ちが悪い。

ある時、コンタクトを外して眼鏡の時、眼鏡を外して両目ともど近眼の状態になった時、1ピースがとても良く見えてジグソーパズルがすいすい埋まってあっという間に完成したのだ。

いつもは右眼にコンタクト(遠近両用)をして左は裸眼(中心部が見えないので先生が右眼だけで見る方がいいと言われた)でやっていたのでとてもやり難かった、と今は思う。

完成したと思われたジグソーパズルは実は1ピース足らなかった。こんなのは初めてだ。無くしたのかと探したが見つからない。

メーカーに送ってもらうように付属していた葉書を出した。エポック社だから間違いないと思うが、いまだ完成できず部屋の一角を陣取っている。

       

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イギリスのついでに

2023-08-22 11:29:03 | これまでのこと

KK病院の血液内科にS先生という医師がいた。当然私のいる研究室のような所にも出入りしていたが、いつも苦虫を嚙み潰したような表情で必要なこと以外何も喋らないから、私も黙っていた。

そのS先生が1年間イギリスに留学に行ったのだ。以後3年間は勤めるという条件で。

KK病院はそういう意味では職員に優しい病院だったと言える。

そのS先生が留学から帰ってきて、私にウエッジウッドのコーヒーカップをお土産にくださった。

それはともかく、S先生に笑顔が見られたのだ。とても感じがよくなっていた。先生が言うにはイギリスではエレベーターで二人になった時は、黙っていないで必ず何らかの会話をするそうだ。沈黙は許されない。そんな環境に1年間いたものだからすっかりそういう習慣が身についていた。

凄い効果だ。イギリスは夏はいいけど冬は耐えられないと言っていた。巻き寿司ののりをこのラップは何だい?と聞かれたという。家でパーティーをしたのだろう。よく喋るようになっていた。

でも、私は元々病気であまり喋れなかったのと、前の印象の方が強くて自分からは積極的には話さなかった。今頃どうしているだろうな?

                                 

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初めての海外

2023-08-18 16:18:44 | これまでのこと

研究室のようなところにいた時、上司がイギリスに約1か月の短期留学をしたので、私も1週間位休みを取って途中から行くことにした。

その頃はロシアではなくソ連で、冷戦状態だったから、領空を通ることは許されず、成田からアンカレへ飛び、アンカレジで乗り継いでロンドンに入った。

ロンドンでは中華料理店やスペイン料理店などに行った。なんせイギリス料理なるものは無いに等しかったから。

有名デパートのハロッズの前に立っている衛兵さんは、まるでマネキンのように美しくて見とれてしまった。その頃はお店は土日はどこもお休みだった。

とにかくお土産(自分の)を買いまくって、トランクはぎゅうぎゅうになった。

あとはグリニッジ天文台やオックスフォードに行ったのを覚えている。それとウォータールー橋。母が好きな映画「哀愁」の舞台となった橋だ。

イギリスに行って一番印象に残っていることは、人々がすれ違うたびにSorry Sorry と言う(ぶつかってもないのに)、ドアを開けると後ろに人がいないか必ず振り向いて確認する、お年寄りが大きな荷物を上に揚げようとしていると若者が飛んできて手伝う。なんて美しい光景だろうと思った。親切で優しいイギリスが大好きになった。

あっという間に5日位が経ち、帰路につき航空機の中で窓際の席だったので身体が冷えて酷い膀胱炎になった。隣の方が日本航空の方でとても親切にしてくださった。

その後国内の高速バスに乗り、降りる時重たい荷物を必死で降ろそうとするのだが、乗っている男性は皆ふんぞり返って助けようとする素振りもなく、かなりのカルチャーショックを受けた。あ~あ、これが日本なんだ!

   アラスカ*キーナイ半島+バンフ -3日目- ~アラスカ編~』アラスカ州(アメリカ)の旅行記・ブログ by mitchanさん【フォートラベル】 

     アンカレジの巨大な北極ぐま            持ち帰ったイギリスのお家の置物

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8時10分出勤?いや診察

2023-08-15 11:55:02 | 日記

昨日は循環器内科の検査と診察、何と朝8時10分までに行かなければならなかった。

暑くなってただでさえ起きれないのに、目覚ましを1個、スマホのアラームで2回セットしていたのに、音楽がなっているなぁと気持ちよく寝て、起きたのが何と7時10分前、7時半ころにはタクシーを呼ばなければならない。そそくさとグラノーラを食べ、顔を洗いお化粧をささっとする、忘れ物は無いかと気遣って何とか8時5分には病院に着いた。

心エコー、心電図、胸写、下肢エコー(大分前にPE:肺塞栓症。DVT:深部静脈血栓症をしているため)を撮って、やっと診察、結果は特に前回と変わりはない…ということは心電図の電位が低い、心エコーで一部の壁の動きが弱い、新たな静脈血栓は出来ていないということだった。一応ホッとした。

貧血があるので、胃と腸の内視鏡検査を勧められた。近位の先生が上手なのでそこで相談してみます。血液サラサラの薬を飲んでいることを伝えてくださいと言われた。

次回の検査のスケジュール(1年後なのに)を渡された。また8時10分ですか?と聞いたら午後ですと言われホッとした。

出勤開始時間は8時10分、働いている時は毎日そうで、患者さんがそれより前に来るので8時頃には出勤していた、毎日バタバタだったなぁと懐かしく思い出される。    

     

    

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自己嫌悪

2023-08-04 17:05:37 | 日記

最近朝寝坊がひどくて自己嫌悪に陥っていた。

いつも6時に起きていたのが9時まで寝ているのだから、バタバタと朝食を摂り、焦りながら行動する。朝6時に庭に出ていたが、9時では暑くて出られない。自分で嫌になっていた。

最初のきっかけは月曜日になんと8カ月振りに車椅子テニスに行き、夕食が夜の9時頃になった。眠れないから、阿部寛主演の映画「とんび」を観て引き込まれて途中で観るのを辞められなくなり、寝たのは夜中の1時だった。

水曜日は訪問リハビリの方が来て身体をほぐしてくれて、そのあと美容室に行き、帰りにデパートを遅くまでうろうろしていた。それで翌日9時まで寝ていた。

しかしよく考えてみると、身体が睡眠を欲していたのではと気付いた。

大谷翔平が睡眠を最も大切にしていて、睡眠を優先させるために他のことを融通させていることは有名だ。

錦織圭も14時間か15時間は寝ていたとYou-Tubeで言っていた。。

私はスポーツ選手ではないが、疲れ易い病気を持っていて他の人の倍くらい疲れるのだから眠るのはよいことだという結論に落ち着いた。自律神経が回復するのか便秘気味だったのが快便になったりする。

寝ていいんだ、自己嫌悪なんて陥らなくてもいいんだと自分に言い聞かせた。

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