日比野琴ノヒビノコト

着物と猫と日々のこと

雨の高台寺でお茶会 その2

2018-05-13 22:56:14 | ヒビノコト
続いて別棟に移動して烏龍茶席





ちょっとブレてますが、常滑焼の一揃い。
手前の白っぽい器は「藻掛け」という手法で作られたものだそうです

お菓子は「翔」(亀屋清永)





山査子が入って烏龍茶に合う風味。
お茶は台湾の阿里山 金宣茶





床の飾りは太閤さんにちなんで、ひょうたんの花器を使ったと伺いました





さらに移動して、啜り茶、網代大々盆、平棚飾り、東雲棚飾り、テーブル席飾り二席の中から、平棚飾りへ

うっかり写真を撮りそびれましたが、お菓子は「明けがらす」という、米粉とくるみの入ったひなびた味わい。東北のものだそうです。
煎茶は静岡県のもの。
どのお茶も一煎目と二煎目の味が微妙に違って面白い。
こちらの席では、お手前を間近で見られたのもよかったです


湯葉丼を食べて駅に向かう途中、思い出して祇園のおはぎ屋さん「小多福」へ





カラフルなおはぎの中から青のりとコーヒーを。
次は必ず抹茶をいただきます!

湯葉クッキーをお土産に





祇園饅頭のみそあん柏餅も買うことができて大満足。
来年は従妹と私の共通のお友だちも誘いたいです











雨の高台寺でお茶会 その1

2018-05-13 22:45:08 | ヒビノコト
従妹に誘われて高台寺へ。
去年も声をかけてもらっていたのに先約があり、今年は是非に! と意気込んでいたら結構な雨…





しかも午前10時半集合
(最初は9時半の予定でした)





石段の両脇の溝を、雨水がすごい勢いで流れています。
従妹の職場の方が煎茶を習っておられて、その流派のお茶会なのです。
お庭を眺めつつ、お互いの近況報告などしながら順番待ち





まずは広間で本席





煎茶売茶真流・開流30周年とのことで、紅白ぼかしの「よろこび」(塩芳軒)






ざくろの模様の器で、宇治丸久小山園の玉露「紫雲」をいただきました

降りしきる雨音を聞きながら、美味しいお茶とお菓子を味わうなんて、なかなかできないことかも




床の間には霊芝をあしらった万年青





山岡鉄舟のお軸も





仏手柑も飾られていました






次は烏龍茶のお席へ