日比野琴ノヒビノコト

着物と猫と日々のこと

11月11日の着物

2018-11-12 14:51:04 | キモノノコト
11月もそろそろ半ばというのにこの陽気。
とはいえ帯付きも心細いとレース羽織を着て出かけました

着物は縞模様のお召しです








お太鼓に民芸調の馬がいるポリの名古屋帯。
草履の鼻緒にも馬の刺繍があるので揃えてみたつもりです🐴








帯留は、ボストン美術館収蔵の着物展へ行ったときに見たデザインを真似て作りました。
羽織紐はクリップをつけているから、好きな位置に留められます。
家紋(揚羽蝶)の根付を








気合いを入れてまとめました!








山荘美術館で








自撮りをしてみたら、おでこのシワが目立ってとほほでした




秋の美術館はしごデート

2018-11-11 22:44:13 | キモノノコト
芸術の秋とはよく言ったもので、観たい展示がたくさん。
早起きして、mayちゃんと京都文化博物館へ







「華ひらく皇室文化ー明治宮廷を彩る技と美」

典雅な貴族文化から開国し、西洋文化を取り入れようとした様子が調度品から伝わってきます。
圧巻は、宮中のお祝い事があるたびに作られるボンボニエール!
おめでたい鶴や中国風の冠があったり、飛行機のプロペラや銃弾のデザインも。
どんな箱に入っていたかも気になります

arlyさんと合流して、前田珈琲でカレーを食べました







それからアサヒビール大山崎山荘美術館へ。
シャトルバスも満員に









こちらの展示は
「谷崎潤一郎文学の着物を見る」。
谷崎作品に登場する女性たちをイメージしたアンティーク着物や小物が、トルソーに着付けられていて壮観です。
その中の浴衣が復刻されて、ミュージアムショップに並んでいたのはさすがでした。
手ぬぐいでよかったのにな〜(?)

カフェで、展示にちなんだケーキセットもいただきました









紫芋とラムレーズンの入った、しっかりめのパウンドケーキ。
思ったより少なかったけれど可愛らしく着飾った着物姿の人もいたりして、目を細めて眺めたり



テラスから紅葉がきれいに見えました








今年はも紅葉も見られてよかった!

次はかんざしの展示です。こちらも楽しみ♪







第70回 正倉院展

2018-11-04 22:58:23 | ヒビノコト
オットと行く正倉院展、今年も来ました







容れ物に限りない情熱を注ぐシリーズ(?)、今回は畳んだ屏風を入れるための袋が!
宝物を傷つけまいという気持ちのあらわれですね

金属の加工品がまた素晴らしかった。
機械もない時代にあの正確さ…見とれてしまいました

今回の目玉「裳」は、台紙の色を合わせたりして美しく整えられているけれど、残っている部分は途切れ途切れで、修復した人の苦労が偲ばれます

そろそろ単眼鏡を買おうかな








とっぷり暮れた闇の中、ところどころ鹿がいてオットと
「おぉ」
と驚いたりしました。
猫より大きいし(当たり前)



去年はゆっくり見られなかったミュージアムショップへ







来年の干支、イノシシの根付も買いました