日比野琴ノヒビノコト

着物と猫と日々のこと

架空OL日記

2020-03-01 21:29:00 | エイガノコト
バカリズム原作・脚本・主演の映画
「架空OL日記」



テレビドラマとして深夜に放送されたときから大好きでした。
男性であるバカリズムがヒゲの剃り跡を隠すことなく、そのまま女装してOLを演じるという狂気。
そもそも原作が、OLになりきってこっそり書いていたブログという念(狂気)の入れよう。
そして、脇をかためる女優陣が魅力的!
今回も小峰さまがご活躍でした(うっとり)

うっすら青味がかった画面が、なんとも言えない架空感(?)を醸し出しています

テレビドラマのときと同じテンションで、淡々と展開する感じがとてもいい。
観客が家でドラマを見ているときのように笑ったりするところも、不思議に心地よいのです。
隣の席の人がたまにスマホを見ていて、光が漏れるのは不快でしたが。
せめて暗めに調節してくれるとか。
一緒にいた彼女は気にならないのかなぁ…こんな男は将来モノにならへんで

新型コロナウィルスの影響で、テーマパークや美術館も臨時休業している中、映画館は混雑していました

そしてまた、テレビドラマの架空OL日記を見ているのでした…






男と女 人生最良の日々

2020-01-31 23:44:00 | エイガノコト
急遽、時間ができて映画館へ!
プレミアムフライデーです♪
(令和でも続くの?)

「男と女 人生最良の日々」




当時のキャストが再集結。
主演の2人はもちろん、子役も53年の時を経て出演です。
逆光で髪をかき上げるアヌーク・エーメの美しさたるや。
初作の映像で若い頃の姿も見られますが、今の方がさらに味わい深く、美しく感じられます。
パンフレットで年齢を確認したら、なんと87歳!
かねがね、女優へのインタビューで
「美しさの秘訣を教えてください」
という質問に
「ほかに聞くことないんか」
と思っていたのですが、アヌーク・エーメにはこの質問をしてみたい!
(単純)

対照的に、ジャン=ルイの娘役で出てくるモニカ・ベルッチが歯列矯正した人の独特の口元になって、とにかくいろいろやってそうな感じが
「あちゃー」
でした。
55歳、あきらめどころを見逃したな…

そして何より、1966年公開の初作当時に撮影されたと思われる、早朝のパリを疾走するローアングルの映像が素晴らしかったのです。
映画鑑賞用のメガネを持っていなくて前の方だったので、もう少し離れたところから、もう一度観たいと思いました




カツベン!

2020-01-08 23:31:00 | エイガノコト
レディースデーで「カツベン!」を観ました



トーキーが発明されるまで、無声映画にセリフを当てて人々に愛された活動弁士。
白黒の映画は新しく撮ったのかな〜と思ってはいたけれど、草刈民代やシャーロット・ケイト・フォックス、城田優までが演じていたとは!
竹野内豊の関西弁に気を取られている場合ではなかった…不覚☆

早く日本映画専門チャンネルで放送してくれないかな(笑)




映画版「王妃の館」鑑賞

2017-03-17 20:32:35 | エイガノコト
珍しく仕事が早く終わったので、映画版の「王妃の館」を見ることに

久しぶりにTSUTAYAに行ったらセルフレジもあって、おっかなびっくり手続き

くだんの作品は3枚ほど並んでました

人気あるの…

ヅカの舞台とは人物構成が違ってました。
ネットでだいたい配役を見ていたのですが、予想とは違う展開

せっかくのロケもそこそこに、大体は日本人が金髪のカツラをかぶってのスタジオ撮影で、これはヅカで舞台化されてよかったなと…。
後半はミュージカルっぽかったしね

主人公のド派手な衣装、原作ではどう描写されていたのか(いや、もう読みませんが)

お金のかかった作品でした。
ポスターの画像をアップしておいた方がいいのでしょうが、苦手なのでやめておきます
(あくまで個人の感想です)

シネマ歌舞伎「阿古屋」

2017-01-10 23:13:41 | エイガノコト
昨年から、大学時代の友だちとシネマ歌舞伎を観ています。
お互いの住んでいるところから、だいたい真ん中の三宮で待ち合わせ










JR三ノ宮のホームからの、この眺めが好きです











阿古屋が上演されるまでの様子も流れ、そこだけでも見応えがあります。
演じるだけでなく、次の世代の人たちに伝えることにも取り組んでいる玉三郎丈の姿に心打たれつつ…本編はちょっとウトウトしてしまいましたが(^^;;
歌舞伎を観たことのない友だちも
「目の保養〜♪」
と喜んでくれます

来月は、仁左衛門丈の「女殺油地獄」。
何度観てもいい! 楽しみです♡