ここ数日、本当にスランプで更新が遅くなってしまいました。すみません。
今のあなたにとって、一番「金ピカ」なものはなに?
ご存知の方もいると思います。
これは、宇宙兄弟という漫画に出てくるセリフ。
宇宙飛行士の一次試験を受けるか悩んでいるムッちゃんの背中を押した言葉。
シャロンの言葉は優しくて、あたたかい。
でも、ハッとさせられる。
言葉選びが的確なのだ。
正確には、作者の小山宙哉先生がすごいのだけど。
好きなことは?
得意なことは?
やりたいことは?
…なんて破壊力なんだ。
こんな言葉たちが飛んできたら、ひとたまりもない。
身構えてしまう。
とは言いつつ、「金ピカ」という言葉を使われても、わたしは身構えてしまう。
だって、大人になった今でも、わたしは自分の中の「金ピカ」わからない。
なにがやりたくて、なにに情熱が湧いて…なんて、わたしは一生わからないような気さえする。
子どものころ、将来の夢を聞かれることが苦手だった。
ケーキ屋さんになりたい
お花屋さんになりたい
そんなことを言っていた時期もあったけど、本気でなりたかったかと問われると、たぶん違う。
将来の夢はないといけない、答えられないといけない、そんな気がしていた。
わたしには3つ下と、6つ下に弟がいる。
兄弟の中はいいので、実家にいた頃はいろんな話をした。
受験のこと、就職のこと、彼氏彼女のこと、などなど。
6つ下の弟が就職を考える時期に、やりたいことがわからないという話をした。
わたしは、仕事にしたいような好きなことや趣味、特技はない。
やりたいことも特になかった。
たぶん、弟もそうだったんじゃないかな。
なんとなく、仕事ってポジティブな理由で選ばないといけない気がしてしまう。
でも、別にその必要はない。
わたしは仕事を選ぶとき「譲れないこと」にフォーカスした。
生きていく上で、なにかしらの仕事はしなくてはいけない。
だから、なるべく続けられるものにしないといけないと思った。
やりたくないことを続けることは容易ではない。
自分の中の「譲れないこと」を軸に仕事を決めることは合理的だと思う。
もちろん、いろんな意見があるとは思いますが。
「譲れないこと」は人それぞれだ。
・土日祝日が休みじゃないと嫌だ
・営業職はやりたくない
・労働時間が長くなっても、月〇〇万円以上はもらいたい
などなど
やりたいことを仕事にできてる人はそんなに多くない。
でも、やりたくないことを避けることはできるのではないかと。
終身雇用なんて言葉は、今となっては死語みたいなもの。
転職は当たり前の時代だし、その中で、やりたいことが見つかれば自ら起業したっていい。
可能性は無限大。
世間や他人が、どう思おうが、なにを言ってこようが気にすることはない。
働くのは自分自身だ。誰も代わりに働いてくれない。
弟はお給料を優先した。
実際働いてみると大変なことも多いみたいだけど、なんだかんだ、まだ続いているし、人にも恵まれているようだ。
ダメなら転職すればいいよ。
ときには、逃げ道を用意して、頑張りすぎないことも大事だったりする。
「金ピカ」はあったら幸せだけど、なくたって焦ることはない。
見つからなくても死なないし。(極端)
現に、わたしはまだ見つかってない、と思う。
でも、いまは、ありがたいことに楽しく仕事できている。
始まりはどうであれ、最終的に、続けたい仕事、極めたい仕事になれば、それはもう運命の出会いと言っていいと思う。
全ての人がそうなるのは難しいが、自分もなるべくそっち側に近づけたらいいなと思う。
転職はして天職が見つかるといいですよね。
なーんて。
今日はこのへんで
明日、また
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