親愛なる、くそったれな自分へ

いままでとこれからの大したことない人生を文章にしてみようと思う。
頑張れない、続かない、くそったれな自分へ愛をこめて。

いま思えば、小さなことだったよね。

2023-06-06 23:59:59 | 日記

 

このブログを書き始めたきっかけ。



それは30歳を機に、今までの自分を見つめなおして、新たな1歩を踏み出すきっかけにしようと思ったから。

文章にしてみると、それはそれは大層なことのようにみえる。

でも、実際は大したことない、ほんの思い付きから始まった。


すべては、何気ない恩師の言葉から始まっている。


 勉強なんて、したいときにすればいい。
 したいときにする方が、よっぽど頭に入る。


わたしの恩師は中学校の頃の担任の先生だ。(わたしが勝手に恩師だと思っているだけですが)

縁があって、3年間担任を持ってくれた。

結構な個性をお持ちの先生で、生徒からも保護者からも好き嫌いが分かれるタイプだった。

いまの中学校、というか教育現場じゃ、いろいろ問題になりそうだ。

いや、わたしが知らないだけで、あの当時も問題になっていたのかもしれないけど。


子ども向けみたいな話し方、接し方はあまりしなくて、ときには感情的にぶつかったりもした。

いま思うと大人げない場面もあった気がするが、先生も人間だししょうがないよな、なんて思う。


そんな先生がわたしは好きだった。

いや、いまも変わらず、思い出の中の先生が好きだ。


戦後の激動の時代を生きてきた人なんだろうと思う。

親はそこそこ偉い軍人さんだった、とも言っていた。

先生は地方の出身だったけど、大学は東京の学校に進学したと(たしか)。

ちなみに、うちの母とは同郷だった。



わたしが中学生のときに、もうすぐ還暦だと言っていたから、

たぶん、1960年代の学生運動に参加していたのだと思う。

それを思わせるようなことを言っていたから。

だからきっと、わたしたちの世代に、伝えたいことがたくさんあったんじゃないかな、と思う。

先生が生きたあの時代の若者は、自分たちの主張を持っていたし、それをしっかりと表に出して活動をしていた。



それが、いいことがどうかの問題は、いまは置いておく。



ただ、いま自分たちが生きている日本、あるいは、これからの日本を案じて活動していたのだろうと、わたしは思う。

そんなエネルギーは、最近の若者にはない。もちろん、わたしも含め。


自分たちの主張をしっかり持って、活動できるエネルギーがあるということには羨ましさもある。

善悪の問題ではない。


わたしたちの世代は、さとり世代なんて言われ方もする。

デジタルネイティブで、
他人との衝突を避け、
コスパを重視し、
情熱よりも現実を重視する。

先生が生きた学生時代とは、相反すると言っていいほど、かけ離れているかもしれない。



そんなわたしたち世代に、自分の情熱を乗っけながら、学業を説くのは容易じゃなかっただろうな。

その当時は、かけらもわからなかったけど、いまなら少しは理解できるかも。


すみません。

懐かしさに浸ってしまい、つい先生のことをたくさん書いてしまいました。



その先生の言葉で印象的だったものはたくさんあるけど、冒頭に書いた言葉はとても印象的だった。


 勉強なんて、したいときにすればいい。
 したいときにする方が、よっぽど頭に入る。

これだ。


 中学生なんて、やりたいことがたくさんある。
 部活に、友だち関係、男女関係。
 同時に家族とだってうまくいかなくなるやつもいる。
 勉強に集中できなくなるなんて当たり前だ。

と。

 勉強なんて、したいときにすればいい。
 大人になってから、大学に入って勉強をする人もいる。
 それは、大人になって、必要だと思ったから勉強するんだ。

 ただ、俺は教師だから。
 勉強しなくてもいいとは言わない。
 日本はまだまだ学歴社会だから。
 学歴に左右されるのがいやだったら、しっかり勉強しろ。

 それを気にしないやつは必要最低限でいい。
 でも、自分が困らないくらいの学力はつけろ。
 その先は、自分が必要なときにしっかり勉強しろ。
 それでも遅くないから。

こんなようなこと。


中学校の教員が何言ってんだよ、って思うけど、でも、わたしはその言葉が嬉しかった。

 

30歳のわたしは、いろいろなことを吸収しようとしてるよ。

いま、学びたいことがあるから。

あの頃より、よっぽど頭に入るよ。

 

 

 

まあ、わたしは先生が担当してた社会はいつでも成績良かったけどね。

 

 

 

 

 

 

卒業してから1回くらいしか会ってないけど、まだ元気なのかな。

 

 

 

 

 

 

 

今日はこのへんで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日、また

 



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