測ってみなけりゃわからない 測ってみたけどわからない 

素人なりに学び測り考えたことを綴る
旧 α線と鉄板
野ざらし鉄板がα線を出していた
鉄錆からはPuも微量検出された

いわき市の野ざらし鉄板のα線測定

2013年01月11日 | α線カウント
1月11日 晴れ [追記・訂正有 測定中だった値は追記。タイプミスは訂正]

Inspector+ カウントモード
いわき市の野ざらし鉄板を高知県の室内に置いたもの 
 素通し,〈紙1枚遮蔽〉,《紙2枚遮蔽》,《《紙4枚遮蔽》》
20.95k/h,〈15.38k/h 〉,《13.87k/h 》,《《9650/h》》,
23.22k/h,〈15.81k/h 〉

当初、紙1枚遮蔽に使用した紙は日焼けしている古いものだったので、
他で使用した新しいものと差がある可能性を考えて計測し直しした。
再計測前の(古い紙1枚遮蔽)(17.29k/h)

この計測を思い立ったのは、久々に野ざらし鉄板を計測したら、
以前気がかりだったことがまた気になりだしたからである。
ある方から、紙1枚の遮蔽でβ線の一部をさえぎってしまうことを知らされた。
Inspector+で測定する際には遮蔽無と紙1枚による遮蔽の比較だけでは
α線を過大に評価することになる。以前の私の考察は甘いということになる。

自分が測定している野ざらし鉄板は、環境用ガラスバッジの測定結果により、
X,γに対してβが通常よりも高いことがわかっている。
このβが遮蔽されやすいものなのか否かはわからぬが、
まずは気長に色々やってみようと思う。



室内空気のα線測定

2013年01月09日 | α線カウント
1月9日 晴れ

部屋の中央床付近で測定していたが、窓際の机の上で測定してみた。

測定器は ALOKA TCS-232B

1/10min (窓のみを大きく開けた状態)
18/60min (12/33min(窓のみを大きく開けた状態) , 6/27min(密閉))

2番目の測定は窓を開けて60分測定するつもりだったが、
室温が12度まで下がり寒くて断念。途中で窓を閉めた。

検出部に汚染は無いと思うが、自分の予想よりも室内のカウント数が大きいため、
検証することにした。

机の上に紙を置きその上に検出部密着 3/60min

やはり検出部に汚染は無いようだ。

昨日は一昨日に比べて閲覧者が4倍くらいに増えた。Twitterで話題になったためか。

専門家に依頼した測定の結果が待ち遠しい。
       

室内空気のα線測定

2013年01月08日 | α線カウント
1月8日 曇り

測定器はALOKA TCS-232B

昨日計測した部屋と同じ部屋
3/10min(昨日から換気なし)
1/10min(窓のみを大きく開けた状態)
1/10min(窓のみを大きく開けた状態)
11/60min(窓のみを大きく開けた状態)

別の部屋
21/60min (計測中は窓・扉とも閉まった部屋でエアコンは稼働)


近くに数か月換気の無い部屋があるので、許可が取れれば測定してみたい。


室内空気のα線測定

2013年01月08日 | α線カウント
1月7日 晴れ

暮れにいわき市で新たな試料採集と野ざらし鉄板の測定をするつもりであったが
諸事情で果たせなかった。

10日間閉め切った室内のα線測定をすることを思い立った。
昨年、いわき市の閉め切った室内で結構なα線が測定されたことによる。
高知県においても、閉め切った室内から別室に戻ってきたときに
履いていたスラックスから結構なα線が測定されたということもあった。
TCS-232Bが室内の空気を測る測定器でないことは承知しているが、
濡れた鉄板などを測定する際に浮かし計測をするときのことを考えれば、
室内空気の測定もバックグラウンド測定の意味くらいはあるだろう。
勿論、計測器が故障していないかどうか確認する材料の一つにもなる。

10日間閉め切っていた部屋(高知県)ALOKA TCS-232B

1回目 16/60min (測定中廊下の扉を6回静かにあけた)
2回目 26/60min (窓と廊下の扉をを大きくあけて1分程度換気し,
        その後廊下の扉を閉め窓をわずかにあけていた)
3回目 11/60min(窓、扉開閉なし)
4回目 16/60min(窓、扉開閉なし)

昨年いわき市の閉め切った部屋の経験から、1回目の測定はもう少し高い値が示される
ものと思っていたが、10日間を短いと思うべきか、静かに開け閉めしたつもりの
6度の扉の開け閉めが換気に影響したと思うべきか、予想よりは低い値であった。
2回目は換気をするつもりだったが、風の影響で窓を開けて置く時間が長く取れず、
また、その後窓を閉めたつもりがわずかに開いていたので、換気の影響をみるというよりは
短時間の換気と室内の空気をわずかに循環させた場合の影響をみるべき測定ということになろうか。